2020年11月14日

感染症拡大の不安を払拭する現実的かつ効果的な対策をお伝えします


おだやかな晩秋の一日も終わろうとする頃、
家電(サーキュレーター)を買いに出かけた。
山善の23センチ経のファンを持つDCモーター仕様が1万円未満で購入できた。
売れているアイリスオーヤマと比べてもこちらが優ると判断。ボルネードまでは不要だろう。
サーキュレーターも効果的な感染症対策となるが
うちでは閉鎖空間で空気を動かす用途(防かび対策)に使うつもりで購入。

感染症が拡大傾向になっている。
対策を行っていても感染する人や店舗が続出して
何を行えば良いかわからない人も少なくないだろう。

ぼくは連日のように長時間のセミナー講師などをしているが
感染症対策を万全に行っているので自身も参加者も感染させない。
3つの感染源はわかっているのでそれを淡々と行うだけだ。

(1)飛沫感染対策
不織布のマスクであって性能が確保されているものを選ぶ。
特にきつめのフィットが大切。
性能の良いマスクは決して廉価ではないがそれでも1枚100円未満である。
ぼくは炊飯器(マスク乾燥専用に充てている)に入れて70度1時間の加熱で5回程度使っている。
布マスクはやめたほうがいい、ほんとうにやめたほうがいい。(もう一度だけ)やめたほうがいい。
初期から飛沫核の遮断性能が不明であるうえ、
何度か洗っているうちに布や紐が伸びて顔に密着していない人が大半だからである。
この状況で感染者がいる空間に滞在すると確実に感染する。

(2)接触感染対策
携帯用のアルコールを持つこと(次亜塩素酸水は不確実性が高い)。
何かに触れるたびに手指を減菌する。たったこれだけでいい。
アルコールは食品添加物仕様だと食品にも手指にも使える。
(パストリーゼやライオンハイアルコールなど)

スーパーから購入した商品はすべて減菌する。
水洗いできるものは水洗い、
紙パッケージなどはアルコールで清拭。
次亜塩素酸水で拭くのも有効だろう。

(3)空気感染対策(飛沫核感染対策)
ビル管理法で求められる1人1時間30立法メートルの換気を全熱交換型で行う。
(24時間換気を止めない。電気代もしれている)
全熱交換型とは冬の冷たい外気を温めて採り入れられる(夏は高温多湿の外気を温度湿度を下げて採り入れる)。このことで快適に寒気を行うことができる。

網戸(自然換気)や換気扇(第三種換気)では快適性が損なわれるし
空気の流れも風向きや室内構造で不安定になりがち。
(全熱交換型は老舗の三菱ロスナイ、堅実なパナソニック、外付けもできるダイキンのベンティエールなど。空気清浄機や換気扇と比べても費用対効果は圧倒的に有利)

商業施設などでは空気清浄機は正しく運用すれば換気の補完として機能する。
ただし空気清浄機のみではどんなに高価な機器を置いても換気には置き換えられない。
少なくともHEPAフィルターが付いている機種でフィルターを頻繁に交換する。
金額は業務用途でも3〜5万円程度で十分(ただしフィルターは公称値の1/3程度で交換する)。
ボックス席や客席が集中する場所などを選んで複数台設置しておく。
しかし重要なのはあくまで全熱交換型による換気である。
(24時間365日稼働させておく)

店舗や施設の感染症対策とコロナ禍で売上を維持する方策について四国各地でセミナーを行っています。
直近では11/30の17時からは小松島市主催でのZoomによる無料セミナーがあります。
お申し込みは小松島市商工観光課まで。

電話: 0885-32-3809
Fax: 0885-33-0938
E-Mail: syoukou@city.komatsushima.i-tokushima.jp
https://www.city.komatsushima.lg.jp/docs/2013433.html

飲食店の取るべき対策については
https://www.odayaka-keiei.com/eat-for-safe
posted by 平井 吉信 at 20:29| Comment(0) | 新型コロナウイルス対策
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