大歩危方面を走行中に出会った。
頭の上の鉄橋を走るのはあれじゃないか。

https://www.jr-shikoku.co.jp/sennenmonogatari/

(JR四国Webサイトから)
乗ってみたいな
この鉄橋の上でしばらく列車が止まった。
特急でも普通列車でも停車しない場所になぜ止まったか?
それはこの場所が小歩危峡でもっとも眺めが良い場所だから。
(晴れた日の映像)

支流の藤川谷に入れば、水も滴る良いおとこ



ところで「にし阿波観光圏」では
「千年のかくれんぼ」と題してブランディングしているけれど
それってどんな意味? 関係者で共有されている?
https://nishi-awa.jp/brand/
ぼくなら
「すぐにはわからない風土に宿る人々の諦念を追体験する旅」としようかな。
脱グルメ 脱ものがたり 脱体験であって(要するに脱マーケティング)
来訪者が主体的にかかわることではじめて感じられる風土。
大歩危小歩危の特殊な地形や奥祖谷と祖谷のかずら橋、落合集落、
祖谷温泉郷、祖谷そば、ひらら焼き、ボンネットバス、
雑穀、柿、急傾斜地での農業、大歩危茶、
平気落人伝説、妖怪村、剣山アーク伝説などは
それらを構成するピースだけど羅列してもこの地の風土は見えてこない。
むしろ山峡深くに住むことの意味、
運命を受け容れて生きていく意志。
そこから始まり時代とともに定着、変化しながら人々が歩んできた時間。
それを見つけに来てねという意味なのかなと。
追記
JR四国では「藍よしのがわトロッコ」も運行を開始する。
お楽しみに。
https://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/event_train/yoshino_torokko.html
JR四国にみんなで乗ろう乗ろう!
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