日々の勤行の経、般若心経や観音経(偈)はそらんじているし
古い仏さんなら自家の法事で読経している。
釈迦の教えから大乗仏教への流れ、
さらに日本に布教されてからの宗派の遷移などもさらっている。
空海や道元といった開祖をはじめ
西行法師、一休さん、良寛さんにも親近感を覚える。
祝詞(神道)や読経は日常のひとこまだけど
四国巡礼の経験はないし(してみようとも思わない)
徳島すら全部行けていない。
(このブログも空海に一部は由来する)
四国に住んでいても八十八箇所(四国巡礼)とは縁がない人は少なくない。
ただし実際にまわってみてはじめてわかることはあるはず。
(体験を通じて大脳に働きかけて神秘体験や達成感を得るというのはあるはず)
前置きが長くなったけど
自宅から近いのにこれまで1度しか行ったことがないのが鶴林寺。
勝浦川と那賀川の分水嶺の尾根上標高約5百メートルに立地する。部分的には高野山のように見える。
(高野山のような空中都市といった規模感はない。なおここから那賀川へと南下すると弥生後期の若杉山遺跡がある)
山門への小径

苔の庭園

本尊は地蔵菩薩








三重塔は改修中


行ってみると意外に若い人が来ていて驚いた。
感染症を逃れて近場であって厳かな雰囲気と山気に浸れるところ。
そう、ここは阿波勝浦の高野山。
よってね市(JA東とくしま)へ買い出しに行って
足を伸ばしてみたら。
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