2020年04月25日

日常にあるのに気付かない景色 北の脇(阿南市)編


北の脇海岸は阿南市民の憩いの場、県南を代表する海水浴場でもある。
高校時代、学校の帰りに何度か立ち寄ったことがある。
(通学路からさらに遠ざかるので滅多には行けないけれど)

午後の遅い時間になってふらりと訪れてみた。
散策する人がまばらにはいるが、これはコロナ禍とは無関係。

車を停めて歩き出すと、
おお、ユキノシタの葉。
天ぷらで食べると何枚でも食べられるのだけれど
もちろん採らない。飽食の時代に貴重な山菜を好奇心で食べる必然はないから。
ツユクサのような植物も見えるが緑一色の壮観。
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葉緑体でできた銀河のよう
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防風林の森を抜けていく。
夏の夕暮れ、マムシを踏みそうになった小径。
(径のまんなかで砂に擬態してじっとしていた)
あれは昨年のこと。
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なんだかヱヴァンゲリヲン風のマメ科の植物
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渚に出た。子どもが波打ち際で遊んでいる。
存分に遊ぶといいよ。
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北の脇は渚と防風林を結ぶ小径がたくさんある。
真夏にはとても入っていけないけれど
いまの季節ならなんとか入れる。
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防風林の小径探検をしていると
出会った小さな花。
点でしか見えないのを近寄ってみた。
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(特殊なカメラとレンズではない。きょうの写真はすべて平凡な標準レンズのみの写真=フジX-T30+XF35mmF1.4 )

これはタチツボスミレ。日本のスミレのなかでもっとも多く見かけるが
どこでも見かける代わりに少しずつ雰囲気が違う。
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ここのは花の色が妙なる感じ。おそらく日陰だからではないか。
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小さなスミレに躍動している存在を感じるのはぼくだけではないだろう

神社がある。
不思議な空間。
宗教が始まる前の自然崇拝のような雰囲気。
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再び渚へと向かう。
樹木のトンネルを抜けるとごちそうがあって食べると豚になるという物語を思い出した。
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浜昼顔の群落
「潮風にちぎれて」というユーミンの曲を思い出した。
(地味だけど好きな曲)
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宇宙人のような植物がある。
よく見て。
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植物体がうねるように(水道の配管のように)
いったん下へ向いて上へ向かい
その先で竿先から釣り糸を出している。
(釣り竿を持った浦島太郎を思い出した)

それがずらりと並ぶ。
日本でもっとも高い標高の小海線野辺山駅で降りて清里駅まで歩いた20代の頃、
一面のキャベツ畑と野辺山宇宙電波観測所を思い出す。

そろそろ太陽の光に翳りがさしてきた
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路傍の草こそ生きていく糧となりそうな気がする。
小学校の頃から植物図鑑と地図をよく見ていた子どもだったが
おとなになってもまるで変わらない。




posted by 平井 吉信 at 23:40| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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