2020年04月21日

仕事、買い物から戻ったらするべきこと


徳島県での感染者は執筆時点で3名。
これは0名の岩手県に次いで低い数字である。
ところがさまざまな人からこのところ県外ナンバーの車が増えているとの話が寄せられている。
そんな状況下で本日は2名の感染者があって合計5名となった。

内訳はクルーズ船1名、京産大クラスター2名、神奈川県出張帰り1名、兵庫県からの通院者1名と
県内で罹患した人はいないものの県外からの戻りや来県で感染が判明している。
また、警戒して行動していたのに罹患したという話や
厳重に自己管理している医療関係者の感染が増えている。
インフルエンザでは考えられない感染力である。
このような状況でパチンコ店などが未だに休業されていないのは?

状況を総括すると、ウイルスは全国、そして至るところに蔓延している。
ジョギングすらも危険行為と考えられる状況となっている。
手洗い、マスク、うがいでも感染を防げない怖れがある。
いや、実際には行動の細部が明暗を分けているような気がする。
マスクの扱い方、手洗いの場所や順序や時期の適否などなど…。

徳島では夏の阿波踊りが中止となったが当然である。
来年のオリンピック開催も事実上困難となったと判断する。
いまは経済活動よりも感染の抑止、そのための行動が最優先だ。
それが経済の回復の最良の処方箋でもある。

それなのに家族連れでの買い物に出かけたり遠方へ外出する動きが絶えない。
(「密」を避けるのは当然だがそれだけでは防げない状況が出てきているように思える)
コロナを消滅させることはできない。
非常事態は少なくとも2年、長ければ4〜5年続くかもしれない。
(そもそもコロナウイルスが発見されて半世紀以上が経過するが未だにワクチンは開発されていない)
そのことを前提に、コロナと共存していく選択肢がある。

経済的な苦境もあるが、まずは今日一日の身を守る行動を続けること。
時間の経過とともに現在は未来になる。
そのために心身の安定を保つことが大切。
鉄の意志で微笑みながら生きていきたい。
日々の行動習慣として次のことを実行している。

まず、最初の手洗い。
家の中のものに触れる前に必要なこと。

スーツや作業着、外出着などは脱いだ服はほかの衣服と隔離する。
なかなか洗えないものは次亜塩素酸水やアルコールのスプレー、スチームクリーナーで数日おきには減菌。
カバン、靴、財布、カード、スマーティフォンなども忘れずに
次亜塩素酸水もしくはアルコールで(こちらは毎日。通勤者は車のハンドルも)。

スーパーやコンビニで買い物をしたら、冷蔵庫や机に置く前に水洗い、
拭き取ったら次亜塩素酸水で減菌して冷蔵庫に収納。
なお、冷蔵庫の汚染源は野菜室である。
ときどきはすべてを取り出して水洗いや次亜塩素酸水、アルコール等で拭いておく。
野菜室の日々の手入れはスプレーで十分。
(その際にマスクを着用されているだろうか?)

外から戻った人間本体は以下の手順を行っている。
・二度目の手洗い。
・顔を石けんで洗う。
・再び手を洗う(顔のウイルスや雑菌が手に付着するため)
・歯磨きを行う(重要)。
・目を流水で洗う。
・鼻うがいを行う。
・のどのうがいを入念に。
・紙タオルで濡れた顔と手を拭く。
・乾いた手指は次亜塩素酸水またはアルコールで減菌。

次に時計、携帯電話、財布、紙幣と硬貨、バッグ、上着やズボンの減菌を行う。
次亜塩素酸水、スチームクリーナーなどを駆使して一つずつ行っていく。

ここまでの無害化処理に半時間以上はかかる。
(大げさではなく確実にやっておくべきことですよ)
不要不急の外出は避けろといわれなくても
仕事の帰宅や買い出しの帰りに毎度この作業が必要となるので
おのずと出歩く機会は減少する。
とにかくここまでやってから
ようやく家の中の作業や行動に入る(食卓に着く、調理を行うなど)。

いまやウイルスは身の回りの空間にどこにでも存在すると考えられる。
けれど、ノイローゼになることも神経質になることもない。
ウイルスと共存するつもりで落ち着いて淡々と対策を行えばいい。
(ぼくはこのまま2年続いても気は滅入らない。もはや習慣にしたので)
自分が罹患しないことは人を感染させないことにもつながる。
感染した人を責める気持ちは毛頭ないが、防ごうと決意すれば防げると信じている。
(感染症予防には無知、無理解、無神経、無行動の4つの無が妨げとなっている)
ICUに入室する医師や看護師の気持ちを思えばできないことはないはず。

言うまでもなく外出時はマスクをする。
マスクは布でも不織布でも良いが、現時点では不織布も洗浄して再利用すべき。
(ぼくの実験ではだんだんくたびれてくるけれど、キッチンペーパーなどで補うことで1週間程度は使える)

マスクの洗浄については、台所用洗剤もしくは洗濯洗剤、
必要があれば次亜塩素酸ナトリウムの希釈処理が一般的。
このとき繊維を傷めないようもみ洗いは不可。
皮脂や汚れのほとんどはこすらなくても洗剤の界面活性効果で落ちる。

ぼくは熱湯で煮沸して乾かす
(最後に流水にさらすけれどすすぎが不要で繊維を傷めない。ウイルスは熱で減菌できる)。
干すときに次亜塩素酸水をスプレー。手間もかからない。

日々の生活のなかでは顔に触れない(意識しないとできない)。
少しかゆい感じがある、気になって触れてしまうなど、
人はいかに顔を手で触れているかを痛感する。
触れたいと思ったら我慢することでかゆいという感情をなんとかやり過ごす。
(座禅をしている人なら経験があることだろう)。
どうしても触れたかったら手指を洗うか減菌してから。

必要以上に怖れない。
風評やデマに惑わされない。
でもこれは人類最大の危機だ。
できることはやる。それだけ。
いかなる状況であってもおだやかな心は消えることはない。
新型コロナウイルス感染症と生きていく。

posted by 平井 吉信 at 13:09| Comment(0) | 新型コロナウイルス対策
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