2020年04月19日

吉野川遠望 美村が丘(脇町)からブラタモリ(風)


広棚地区からもう一息足を伸ばせば美村が丘に出る。
この北端に吉野川を眺望できる場所がある。

これは道中の石井町付近の吉野川 サバンナのよう
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薬草園もある美村が丘
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ここから歩いて北端の展望台へと向かう
南岸(画面奥)へと流れる水のない日開谷川(盆地の扇状地を流れる天井川)と
吉野川が丁字に交錯していることをまずは観察
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合流点からやや下流(左)に山がせり出している。吉野川北岸にある扇状地から流れる川が土砂で吉野川を南岸へと押し出している地形であるが、岩盤にあたって吉野川が南へ押されないでいる。ここが岩津の狭窄部。
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前後で1kmを越える川幅の吉野川が150メートルに狭められて川底は深くえぐれている(おそらく水深20〜30メートル以上)

そんなことを考えながら座って吉野川中流の沖積平野を見つめる。ここでアシスタントが出てきてこの地形の謎を解く展開になるかな?どうぞ、心をこの空間に置いてください。
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やや下流を見れば日本最大の基本高水を設定されている吉野川の片鱗が伺える
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足元には春の山野草
ホタルカズラ(ハルリンドウかと思った)
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ノジスミレ
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ジュウニヒトエ(そう言われれば平安時代の女人の衣装に見えるかも)
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タチツボスミレ
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遠くにも近くにも水や草木があるというのに。
posted by 平井 吉信 at 12:02| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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