2020年03月30日

佐川の牧野公園 今年最後のバイカオウレン いまだからハルリンドウ


高知県の四万十町窪川への出張の翌日、佐川町を経由して戻ることとした。
考えてみればぎりぎりの日程感。
2月中開催が何度か伸びて関係者の判断で3月中旬に設定されたもの。
無事に仕事を終えての安堵の帰路でもあった。

車は役場に置くのが良いと思う。
そこから牧野公園に向けて
酒蔵や牧野博士ゆかりの施設を抜けていくまちなみ。
佐川は知的な雰囲気が感じられる学問のまち。
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牧野博士が子どもの頃過ごした佐川のまちなかの金峰神社の階段を上がっていけば
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シハイスミレと思うのだが、炬が細長く上に向いているのが気になる
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牧野公園で最初に迎えてくれるのはユキワリイチゲ
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みんな違ってみんないい、と言いたげに
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右の小さな花こそこの日の主人公のセントウソウ(もっとも多い)
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咲き誇るユキワリイチゲの宴
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続いてオオミスミソウ
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白いヒトリシズカと桃色のオオミスミソウ
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牧野博士が発見して妻の名を付けたスエコザサ
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高度を上げていくとセリバオウレン
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次々と現れるスプリングエフェメラルを愉しめるのは四国でここだけ
こんな愉しい光景もある。バイカオウレンの花は終わっているがハルリンドウとシハイスミレ
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バイカオウレンは終わっていますよ、と案内所で聞いたが、わずかに残っていた
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牧野少年はこの山野草に夢中になったのだ
そしてエイザンスミレ(白花と赤が混じる個体がある)
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陽光を浴びて福寿草はいっそう福々しく
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徐々に高度を上げていくと
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佐川のまちを見下ろす高台(大岩)に出る
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ここにはヒメスミレ
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佐川のまちを駆け抜ける特急南風を見ながら降りると
ハルリンドウが春の日を浴びている場面。
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起きてしまった過去(パンデミック)を悔いても仕方ない。
光が差し込める未来を信じていまを生きていくしかない。
posted by 平井 吉信 at 23:09| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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