2020年03月26日

日本でここにしかない 勝浦雛桜が咲く稼勢山(かせやま)


徳島県の勝浦町といえば、ビッグひな祭りが有名である。
道の駅ひなの里かつうらに隣接する施設で開催されるほか、
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前松堂のある棚野の商店街、横瀬の商店街、奥座敷と呼ばれる坂本地区などの街道沿いで思い思いの展示物が展開される。

桜ぼんぼり 里山 神社 おひな街道をいく(勝浦町坂本地区)
→ http://soratoumi2.sblo.jp/article/179167503.html

近年はもうひとつ花を添えるできごとがあった。
それは町内で咲く珍しい桜の品種があるのだが
それが近年になって新種と認定されたとのこと。
その桜は地元の方によって「勝浦雛桜」(かつうらひなざくら)と命名された。

株分けして町内の民家に点在するらしいのだが
最大の群落は稼勢山の北東斜面の中腹にある。
そこは民有地で「桜園」と名付けて見せていただけるようなのである。
(近隣には河川敷にひまわりが一面に咲く場所もある。もちろん盛夏のこと)
→ 横瀬立川のひまわり畑で子どもに帰る
http://soratoumi2.sblo.jp/article/57418778.html

場所はわかりにくい。
咲いている場所は到着する数分前に判明したもので
事前に目星を付けたところと違っていた。
車は県道沿いの広い場所か公共施設の駐車場に停めて歩くのが現実的。
国土地理院1/25000地図にも掲載されていない道を歩いて登る。
(車で登ろうとされている年配のご夫婦がいたので無理ですよと説得)
民有地のため場所を紹介してよいかどうかはわからないので
写真を掲載することで風景と生態的な両面からご覧になれるようにしたい。

歩き出すと目に付くのは春の山野草たち
桜に辿り着く前に足を止めては眺めてしまう。
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ぼくはヤマザクラがもっとも好きである。道中にも咲いていた。
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途中の道中はこんな場所を通る
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スミレではタチツボスミレが多い
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アケビの実のようなものから綿毛が飛び出していた
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どうやら桜園に着いたようだ。
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新聞記事では町内にお住まいの定作(じょうづくり)さんが植えられたとある。
来訪者に説明をされている左側のお方がそうではないか。
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(親しみやすいが品のあるお方である)。
かつて町内で醸造されていた「桂華」(日本酒)の蔵元、もしくはご親族ではないだろうか。

勝浦雛桜は、エドヒガンとヤマザクラの交配種とされる。
ソメイヨシノと比べても花が一回り大きく
ふっくらしている印象。
群れとなって咲く様子は陽気な田舎娘のような魅力がある。
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勝浦川や横瀬の商店街が指呼の間に見える
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定作さんは散策しやすいように道を整備し座る場所をご用意されている
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ツツジと桜の饗宴
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近所の小麦屋さん(パン店)で買ってきた桜餡の入ったコッペパンを持ってきた
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園内の散策路が下にも伸びている
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ユキヤナギと勝浦雛桜
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椿も咲く散策路は落ち着いた風情
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近くで花びらを見たら屈託のない明るさ
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感謝の気持ちで道を帰路につく

黄色いのはカタバミ(ムラサキカタバミは帰化植物だがこれは在来種)。ハコベも見える
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これはヒメスミレか
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坂本川沿いに咲いていたのはスミレ(○○の付かないスミレ)やゲンゲ
→ スミレと判断したが、葉のかたち、花弁の反り具合からしてヒメスミレか
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自宅から車に乗って近所の山へ行くとしたら感染症のリスクとは無縁。
これがコンクリートに囲まれて室内で数日待機せよと言われたら
精神的に参ってしまうだろうな。
仕事に行かずに田畑を耕して収穫して
雨が降れば本を読んだり音楽を聴いたり。
こんなときだからこそ生きることの本質を見つめる機会。
ただいまを生きることを受け容れていく。

(フジX-T30+XF35mmF1.4 で8割近くを撮影。残りはフジX-T2+XF18-55mmF2.8-4 、ニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G。地元新聞社の撮影した写真はこの桜のやわらかさや素朴さが伝わってこなかったので多めに掲載)
タグ: 勝浦町
posted by 平井 吉信 at 22:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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