2019年11月08日

今年初めてのゆこう ほのぼのと ぬくぬくと 


ゆこうは、徳島県内で上勝町、勝浦町、徳島市南部で生産されている香酸柑橘で
すだちとだいだいの自然交配種とされている。
この「ゆこう」が優れた機能性を発揮する成分を含むことが確認された。
・優れた抗菌性(腐敗しにくい果実特性)
・腸内細菌を整える作用(善玉菌を増やす)
・口腔環境を調える(唾液中の抗菌ペプチドを増やす)
(徳島大学研究成果)
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それはともかくここ数年、
インフルエンザの流行しそうな季節になると
ゆこうを絞って毎朝飲んでいる。

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(器は多治見に行ったときにカフェ温土で求めた地元の作家さんの作品)

なぜって、身体が欲しがるから。
この風味、味わいの深さは言葉で言い表せないのだけれど
すだちの酸味は料理の引き算で引き立つけど飲みたい感じではない。
ゆずの酸味は悪くないけどどこにでもあるので…。
ところがゆこうは生の果実をかぶりついて湧き出る果汁が脳内を満たす感じ。
それは酸味のなかにおいしさが閉じ込められて
豊潤なまろやかさを醸し出し
同時に澄んだ果実感、切れ味がある。
(決してまろやか一辺倒でなくきらっと光る味覚のとんがりを包む豊かさが同居している)

これを料理に活かしているのが
徳島の料理屋の濱喜久さんであったり上勝の月ヶ谷温泉であったりする。
菓子に応用しての成功例は少ないけれど
徳島市内で金曜午後のみ営業のhowattoさんのゆこうを使ったシフォンケーキ(11月15日登場予定だとか)とビスコッティではないだろうか。
(素材があまりにおいしいと菓子に応用しにくいのだ。その点、個性が際立っているユズは楽だけど誰がつくっても同じような風味になる。ゆこうを活かすことは菓子製造にとって心弾む挑戦だろう)

実際に飲むときは手絞りの道具で絞って
メープルシロップかハチミツを入れて
湯割にする。

ほのぼのするね、
ぬくぬくするね、
でも目が覚めるね。

だから秋から早春の朝にはゆこうがいないと。
ああ ゆこう(柚香、ユコウ)。
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→ ゆこう すっぱさは微笑み http://soratoumi2.sblo.jp/article/60402479.html
→ 秋から冬へのめぐみ http://soratoumi2.sblo.jp/article/105890839.html
→ ゆこう(ユコウ、柚香)が届けてくれる身体の冬支度 http://soratoumi2.sblo.jp/article/181807058.html
→ ゆこうの季節 絞って飲んであったまって 柿と合わせれば上質の口溶け http://soratoumi2.sblo.jp/article/185115564.html
→ 食べることで身体を癒していく http://soratoumi2.sblo.jp/article/185536504.html


タグ:ゆこう
posted by 平井 吉信 at 18:39| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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