2019年10月12日

台風と出張 高知県南西部へ 嵐の海に荘厳な色彩を見た


関東に激甚災害をもらたしている(進行形)である台風19号が
四国に最接近する頃の出張となった。
今回は運休する見込みのあるJRを使わず車で出かけた。

自宅には土嚢を積み、風対策を行った。
出張の車内には水6リットル、即席麺多数、登山用ガスバーナー(プリムスの高効率イータパワー)、バナナ、菓子、飴、テント、寝袋、それに停滞した車内で仕事ができるよう書類の束を持ちこんでの出張となった。
(普段使っているモンベルのシュラフやダンロップのテント、国道や高速道路が寸断されても2日程度はしのげる装備を持っていったのである)。

結果として台風は四国西南部では波浪が主な状況で雨はあまり降らなかった。
帰路の高速道路では風に煽られることもあったが徳島まで無事辿り着いた。

国道56号は土佐佐賀から大方浮鞭までが海沿いを取る。
目線の高さで襲いかかる波を見ながらの運転となった。
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途中でおにぎりのおいしい店へ立ち寄った。
注文するとその場でつくってくれる。
フットスイッチを押すと下半分の米が定量でポップアップし
(どういうしくみなんだろう)
具材を置いて上半分(上下の区別はないが)を置いて海苔で巻いてつくるもの。
こうすると、固めていないのでほろほろ崩れるのと巻き立ての海苔の香り、
それに炊きたての仁井田米が相まって
車内が米と海苔の香りが漂って唾液が出てくる。
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ぼくはいつも生姜とおかかを1個ずつ買っている(1個110円)。
新商品もあった。
https://www.kochinews.co.jp/article/245488/


佐賀の展望台で海を見る人が続々と集まってくる
佐賀港方面を見ると灯台が波に呑まれている
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波が多重に押し寄せる。その厚みは普段の大波とは異なる姿
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大気の壮大な流れが雲に転写されているよう
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広大な大方浮鞭海岸の砂浜が波に覆われて国道まで迫っている
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なぜ波打ち際を走るのか、餌を探しているのか(ハクセキレイ?)
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波で白く靄が掛かった海と陸
不謹慎だが荘厳なものを見ているようで惹かれてしまう
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津波の厚みのように見える。地震が起こったのではと身構えた
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人を惹きつける何かがこのなかにあるのだ。
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posted by 平井 吉信 at 22:45| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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