2019年09月08日

森に包まれ山気が迫る朝立彦神社(徳島市飯谷町)


徳島市から勝浦町方面に行く方はご存知と思うが
県道に「朝立彦神社」の標識がある。
(読み方は「あさだてひこ」)
もしかして由緒ある神社かもしれない…。
そう思った方は多いのでは。

由来は知らない。
でもこの神社はその立地が異質である。
立派な神社だが、車や自転車でたどり着けない場所にある。

中津峰山系の東端、平石山の尾根を勝浦川に向かってたどった尾根筋にある。
その尾根は馬場のように細長い平坦な空間がある。
ただしそれは崖の上。
このような立地ゆえ、神社へは登山道を経由する。
そのために車を停める場所すらなかったが
近年は奧まで車道が延びて終点に駐車できる場所ができた。
けれどそこからは徒歩のみ。

アプローチの始まりは長柱(なごしろ)の潜水橋を渡るところから。
勝浦川中下流でもっとも秘境感漂う場所。
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潜水橋とは大水が出れば水中に潜ることで流出を防ぐとともに
最短距離で両岸をつなぐため歩行者や自転車通行車には利点がある。
県内の潜水橋で転落事故が起こったため背の低い欄干が設けられている。
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まちから来た人は不安になる細い道を上まで上がっていく。やがて分岐を左折する。ここも道は狭い。
ようやく行き着いた終点に車を停めてさっそく上がりはじめる。

神社の参道というよりは登山。周辺の森は生命感あふれる。女性がひとりでは寂しさを感じるだろう。
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やがて森に包まれて鳥居が見えてくる
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神社のある尾根は崖に囲まれている
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神社が見えてきた。ご祭神は和多津見豊玉彦命
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上がりきると西はそのまま森へと分け入っていく
東は明るい芝生。その昔は馬術の訓練に使ったのではないかと推察(馬場)。
四国では尾根に平坦な地形があるとそのように使われていたはずだから。
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南を見下ろすと勝浦川と勝浦町。
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雨乞いの祈祷が行われたとされるお亀の岩
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東の展望できる場所でおにぎりを食べるのもいい
周囲を見ながら歴史と山気を感じていたい。
(こんな神社こそ霊力あらたかではないかと思えるほど。お願いごとはしないけれど)
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posted by 平井 吉信 at 15:59| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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