2019年09月08日

秋の気配、吉野川高瀬潜水橋 空に向かう橋から夢を見た


吉野川について語ってきたが、いまだにこの大河の本質を語り尽くせない。
人間社会にとっての不利な点は地勢が分断されて交通の妨げになっていること。
徳島市が四国でもっとも渋滞するのは川で分断されている水の都構造にある。
そのうえ吉野川で人口の多い県北部との行き来が制約されているのだから。
吉野川がなければ徳島の発展はなかった。その証拠に人口が密集している地域は吉野川の沖積平野なのだから。

上板町と石井町をつなぐ高瀬潜水橋が吉野川最下流の潜水橋である。
両岸とも肥沃な土がつくる県内有数の農業地帯となっている。

県西部への出張で土手を走っていて車を停めたのは予感があったから。
土手の向こうに広がるなにか―。
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そこには大海原のような大河のうねりと空に伸びる潜水橋があった。
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橋を歩き出して上流を見た。そこには海のような川があった。
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ヒバリは空高く雲は天に抜け水は悠然と歩む。吉野川下流の一大叙情詩。

追記
銀河鉄道999号は都市から空に向かって離発着するが、
徳島こそは全国で唯一の電車が走っていない県。
一度ディーゼル機関車に乗りに来てみたら?
(加速感が体感できるよ。デッキではうるさすぎて携帯電話は使えないけど)

※アマゾンプライムに加入していているが、いままで映画が見られる、音楽が聴けるなんて知らなかった。最初に見たのが銀河鉄道999。一度も見たことがなかったから、なぜ哲朗とメーテルが汽車で旅をするのか、目的や背景がまったくわからなかったしどんな終わり方を迎えるのかも知らなかった。それにしても夢がふくらんでいく作品。ゴダイゴの主題歌もいいね(CDを持っているがこれもプライムで聴ける)。子どもの頃、あの曲の音程が取れなくて歌えなかった。短い前奏から前へ前と向かう推進力、転調して回想する場面、詩曲編曲が一筆書きのようにひといきに走り出す。この曲を胸に少年たちは夢を追いかけただろうね。
posted by 平井 吉信 at 11:57| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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