2019年07月29日

四国は茶所 緑茶、番茶(乳酸発酵)、釜入り茶。太平洋高気圧で梅を干す


梅雨が明けてようやく夏空(と思えば雲と夕立ぎみ)。
ようやく漬け梅を干せるとばかりに並べてみた。
(これから4日間は天候とにらめっこで遠出はできない)

でも、梅がつやっぽくみずみずしい。
香りからもうまくいったとわかる。
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梅酒も順調に琥珀色に少しずつ抽出していく。

梅雨明けで番茶の新茶が出回った。
徳島では「番茶」の意味が違う。
徳島で「茶」(普段のみ)といえば番茶で
それも乳酸発酵させたもの。
主な産地は那賀町相生地区と上勝町。
整腸作用が高いと放映されて以後、産地は品薄で
春先には入手できなくなることがある。

それゆえ番茶は一軒一軒、いやロットごとに風味が違う。
発酵させるゆえ再現性が難しい。

棚田の学校(上勝町)の事務局を担当していた頃は
山に自生している茶を摘んで茹でてその日のうちに茶すりと漬け込みを行うイベントを実施。
この際に煮汁と入れる家と入れない家があるとか
ちょっとした手順と細部への気配りで風味が違ってくる。
それから2週間程度発酵させた後、庭先に並べて干す。
もちろんその年の天候で茶葉の強さも変わってくる。
工業製品と同じようには行かないのが個人の製茶。それでいい。

道の駅日和佐へ寄ってみると
相生番茶が出回っていた。
話を聴くと今年初という(なんという巡り合わせ)。
帰りの車内が芳香に包まれて顔がほこんでくる
(安易に使いたくないが、香りに癒されている)。
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帰宅して熱湯を注いだら(番茶は沸騰した熱い湯で抽出する)
この香り、おだやかな酸味と旨味をすする。
腸に吸い込まれていく感じ。

実は四国は茶所。
川沿いで急な斜面を駆け上がる立地が良い茶を生み出す。
標高が高く小規模なため虫が寄って来にくいこともあって
四国の山間部の茶は表示しなくても農薬を使わない家が少なくない(自家用でもあるので)。
現時点でうちにあるお茶はこれだけ。
(ときどきいただきもので八女茶、知覧茶の九州勢が入ってくる。それらも好き)

・曽我澄江さん 釜入り茶(いの町)
・西製茶所 ほうじ茶(出雲市)
・脇製茶所 わきの茶(旧新宮村)
・真茶園 玉露(藤枝市)
・国友農園 有機釜入り茶 りぐり山茶(いの町)
・川田茶園 煎茶(津野町)
・新居製茶 阿波晩茶(那賀町)
・宍喰の寒茶(寒茶製茶組合/日比光則さん)
・曲風園 大歩危茶 新茶(山城町)

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みなさん、全国的に有名なメーカーの商品ではなく
地元の市場やスーパーの地産地消コーナーに置いてある茶を一度買ってみれば
納得されると思う。

言うまでもないけど、茶の種類によって湯の温度は適切に。
うちでは塩素を嫌って浄水器を使うけど水がおいしい地区なら水道水でいい。

和菓子などとどうぞ。
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ときには抹茶(薄茶)を立ててみる。
(おいしさに流儀は要らない)
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これに中国茶の世界を加えるとさらに魅力が広がっていくが
りぐり山茶はその世界を彷彿させてくれる。
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posted by 平井 吉信 at 14:17| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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