室戸に行くたび、おばあさんが営んでいた飲食店を思い出す。
もう閉店されてどのぐらい経つだろう。
つつがなくいらっしゃるのだろうか。
当時書いた記事を引用しながら偲んでいる。

(タイトル)
室戸の港町で、素朴だけれども思いがこみ上げる食堂に出会いました
室戸岬の室津漁港から狭い路地を入ったところに小さな食堂があります。
そこで、家族とともにおばあさんが
近所の人向けに手料理を出しています。
秋晴れの一日、
海沿いをはるばる百キロ以上を走ってきたぼくが注文したのは、
450円の中華そばです。
鶏ガラから生まれた透明なスープは、
わずかに醤油の香りを加えた塩味のあっさりとしたもの。
化学調味料は使っていないようです。
メンマではなくコキコキとした食感のタケノコに
本格的なチャーシューが浮かんでいます。
麺は業務用ではなく手打ちのような感じ。
あっさりとしながらホンモノのコクのある風味。
ラーメンというより、誠実につくられた食べ物をいただいているという感覚。
数十年変わることなく山下のおばあちゃんが完成された素朴なラーメン。
ぼくがこれまで食べた、もっともおいしい中華そば、
いや食べ物のひとつでした。
店の名前は、両栄美人。
室津漁港の港町から狭い路地を歩いて探しました。
岬の漁港の路地裏で、
徳島では食べられないホンモノのラーメンに出会えた喜びを感じながら
クルマを南国方面へ走らせました。
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