雨が続いた連休の前半が終わると太陽が顔を出した。
今年の春は室戸岬のルリハコベを見に行けていなかった。
けれど3月から4月の花なのでもう行っても遅いかもしれない。
そう思ったけれど、
室戸岬は何もしないことが最大の魅力だから
特に目的なく行ってみたくなる。
ガソリンも車に半分入っているから往復できる。
(2000ccAWDの4ATのSUVで往復の燃費は17〜18km/リットルだった)
大滝詠一を聴きながら南へ向かい、止まらずに岬の手前にやってきた。
夫婦岩と岬を前に尾崎の海岸で車を停めた。


この渚はローカルサーファー御用達のポイントで
海岸の地形が岩礁のため注意が必要。
小さな川(尾崎川)が渚を横断して流れ込んでいる。
そのため波打ち際へ行くにはどこから行っても
川を渡る必要がある。
河口で人の手で加工されることなく
海へ辿り着く川が見られるのは高知県ならでは。

生見の波に力がないときでも尾崎はまずまずのことが多い。



こんなに心地よい時間はないだろう。
おだやかな天気とうねりがなく良い波に揺られている。



近くに見えているのは夫婦岩
この岩が見えると岬はもう指呼の間。

夏の始まりは室戸岬への道中から。

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