2019年04月14日

「天下御免」の平賀源内 平成から令和へ何をつぶやく

耳に離れない旋律があって
その音楽を聴くととても愉快な気分になれる。
貴重な音源がYouTubeに残されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=LIWc-XL0EcM

ご存知の方はいらっしゃるだろうか。
大河が始まる前のNHKの時代劇「天下御免」。
平賀源内を主役に跳んでいる昭和のテレビ時代劇。
平賀源内は讃岐が生んだスーパースター。
龍馬も好きだけど、もしかしたらそれ以上にファンかもしれん(個人的に)。
ふたりとも目先のことなど考えていない。
それなのに民衆の気持ちに寄り添って行動する。
源内は、土曜の丑の日にウナギのプロモーションを行って
それが今日まで定着する(夏がウナギの旬というわけではないよ)。
「天下御免」の番組ではねずみ取り器を発明して「チュートレール」と名付けたり。
(エレキテルは誰でも知っているよね)
その後継者が小林製薬である(と言ってしまおう)。

幸いにも主演の山口崇さん自らが録画していたテープが世界に唯一現存するものらしい。
(NHKにも残されていないとは…)
その第1話をご覧いただける。
気分が落ち込んでいる人、心が晴れない人はご覧になられてみては?
https://www.youtube.com/watch?v=qNVGikGiA4w

ぼくは最終回が目に浮かぶ。
出血した親友の右京介の止血をした白い布を広げてみれば
白地に赤い日の丸。これを国旗にしよう、と言っていた記憶がある(劇中)。
(右とか左とかじゃない。番組には自由な風が吹いていて心地よかったよ、子ども心にも)

出演していた俳優の顔ぶれ、ユーモアと自由な風が横溢している。
(70年代最高のエンターテインメントではないだろうか)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E5%BE%A1%E5%85%8D
(源内は山口崇さんがはまり役だね)


金毘羅船々追風に帆かけてシュラシュシュシュ
まわれば 四国は讃州那珂の郡
象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば♪
https://www.youtube.com/watch?v=aOyk0iwF6Oo

数少ない家族の泊まり旅行が琴平であったことを思い出した。
旅館の2階から川が真下に見えた記憶がある。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/64208508.html


もし平賀源内がタイムスリップして現れたらどう言うだろう。
スマートフォンをかざして元号発表を待ち受ける場面に
「つまらん、実につまらん」とつぶやいているではないか。
彼にその理由を聞いてみると
(スマートフォンを見ても一瞬に何を行っているかわかるのは江戸時代の人ととは思えん)
将来に不安を抱えている人々が暴動を起こさないよう
上から諭して和を持って貴しとなせ、と言われているようなものだろう。
いまこの国に必要なのは尽きることのない豊かな発想力、行動力だ。
やればできる!
一人ひとりが覚悟を決めて人生を愉しめばいいよ。
それがこの国をいきいきとさせる、政治家や官僚に任せてはいけないよ。
未来をつくるのはあなたがたの意志だよと。

いつの時代でも
平均的なものが正常という考え方で均質化を求めるのは
多様性を排除する力学。
失敗者を容赦なく批判する時代が令和であるなら
実につまらない。
幸福とは、平均的な考え方や
他人との比較のなかには決してない。
自分が定義すればいい。

源内さんにそう言われたので伝えておきましたよ。

志度に記念館がある。行ってみたいな。
http://ew.sanuki.ne.jp/gennai/index.html


追記
平賀源内の著書でないけどKindleユーザーは無料で読めるよ
平賀源内捕物帳 萩寺の女

万葉集は好きだけど、「令和」という元号には
国民や地域が主人公という匂いがしない。
一人ひとりが生ききるしかないね。
posted by 平井 吉信 at 11:37| Comment(0) | 生きる
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