葛粉を溶かしてつくる手ごろな飲み物。
ヨーロッパの冬の風物詩がココアとするなら
日本では葛湯だろう。
葛粉は葛根湯の主原料でもあり
身体を温めたり整腸作用があるなど優れた食品である。
8グラムから10グラム程度の葛粉を少量の水で溶いて
(水で溶かすのが原則)
熱湯を注いだらできあがり。
このとき温度が低いと白濁してしまう。
そのときは電子レンジの500Wで20〜30秒温めれば
とろみが出てくる。

そのままで十分においしい。
(砂糖を入れては葛湯の価値が失われるし必要性は感じない)
しかし良質の蜂蜜、メープルシロップを加えると
得も言われぬごちそうとなる。
チョコレートもためしてみたが悪くない。
果肉の入ったジャム類を載せると
浮いていたものが沈んでいく。
甘酸っぱさと食感の変化も愉しめる。
葛粉といっても国産葛100%を求めること。
(吉野葛は生産量が限られているので)
鹿児島や宮崎産を使っていると安心。
まずは100グラム程度を取り寄せてみて
ためしてみたらいいだろう。
スイーツを食べるよりは葛湯を欲しがる季節。
日本の冬の風物詩、葛湯はいかがでしょうか。
ぼくはムソーを使っている。ヨドバシが入手しやすい。
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