2019年01月05日

問題提起 スーパーやSCの車止めは危険

この正月に高齢の母が車止めにつまづいて頭からコンクリートの道路に転倒した。
歯を損傷、打撲、頭蓋骨骨折の疑いがあるので急いで正月の当番医を探して向かった。
徳島市歯科医師会休日救急等診療所である。
https://www.tda.or.jp/index.php/shittoko/holiday

対応いただいたドクターは徳島大学の方のようで
1時間近くにわたって
ていねいかつ真摯に処置をいただき事なきを得た。
技術といい患者への視線といいすばらしいご対応をいただいた。

ところでこの車止め、ぼくも何度かつまづいたことがある。
身近な人間に聞いてみると、あるという答えが少なくない。

これは誰のどんな場面で役に立っているのだろう。
バックで駐車する際に後ろの車に当てないため?
しかし車によってオーバハングは違うし停止位置も違う。
ミニバンなどでは大きなバックドアを開けるのに
予想以上に場所を取る。
車止めはあくまで目安に過ぎない。

高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違うような場面では車止めは無力。
車止めに当てて停める習慣がある人は愛車のシャシやサスペンション、タイヤを傷めている。
近年の車はバックギアに入れるとソナーによる警告や
ナビを介して映像が見られることも多い。
車止めが誰のどんな場面で役に立っているのか不明だ。
(車をぶつけて駐車する人から施設が訴えられないような抗弁か。しかし歩行者からも同様に車止めによるケガを訴訟される怖れもあるというのに)

高齢化社会が進むなか、見かけだけのバリアフリーをうたっていても
実際に障がいを持つ人や高齢者などが危ないと感じるところは多いのではないか。
机上の設計ではなく実際に該当する方達に模擬をしていただいて検証しないと
魂の入った施設にはならない。

健常者であっても急いでいるとき、足元が見えにくい時刻や気象条件のとき
鳴り出した携帯を取り出そうと一瞬注意が殺がれたときなど
ごく日常で車止めが凶器となる場面は潜んでいる。
歩く人の不注意で済ませることはできないように思う。
なぜならそれは「設置しない」ことで防げる。
歩行者がつまづくという予見できる事故を放置して設置しているから。
(福島原発と同じ)

商業床は購買力に対して過剰でSC同士の過当競争が始まっている。
車止めのあるスーパーは「ヒトにやさしい」を放棄しているように見える。
事故が起こったのはマルナカ南小松島店である。
同店に限らず県内のスーパー、SCには設置しているところが多い。
家人は車止めのないスーパー以外はもう行かないと言っているし
ぼくも連れていかない。
(近所でいえばキョーエイ小松島店には車止めがない)

SCの巨大化とともに
駐車する車の動線と歩行者の動線の交錯が日常茶飯事となっている。
車社会を否定するものではなく、
車と人が広大な駐車場で共存できるしくみを考案できたら
実用新案などを取得することなく幅広く公開、広まって欲しい。
まだまだ社会には当たり前のように見えて改善を要する課題がたくさんある。

タグ:2019
posted by 平井 吉信 at 12:18| Comment(3) | 生きる
この記事へのコメント
お餅は小2個をお雑煮に。
大2個を砂糖醤油に海苔を巻いて食べました。

今回の車止めの件のように
共感出来る文章に出会ったりすると
そうそう!それ私も思ってた!
誰かに言いたかった!

て、なって久々に書き込ませてもらいました。



追伸 車止めは本当に危険です。
私も何度かつまづいて危うく転びそうに
なったし、80が来る母もつまづいて
たまたま近くに立ち止まっていた隣の
車のお兄さんまでビューンと飛んで行って
お兄さんに飛びついちゃったことがあった
そうです。もしお兄さんがそこに立っていな
ければ、転んで大怪我をしていたところでし
た。
Posted by 市原幸美 at 2019年01月14日 02:52
お母様のお加減はどうですか?

大変でしたね。

高齢になると、
なかなか治りも遅くなりますよね。

お大事になさって下さい。
Posted by 市原幸美 at 2019年01月14日 03:00
ネアンデルタール人(20万年前〜4万年前)は30歳前後で亡くなる場合が多かったようですが、病死ではなく狩猟生活ゆえの事故死ではないかと考えています。
いまは事故の可能性が格段に減少して
外科などの医療技術も進んだため
平均寿命は伸びました。
でも幼児と高齢者はふとしたきっかけで命を落とすことがあり得る、というのはいまも変わらない。
それも身近な日常にぽっかりと口を開けているようです。
気付いたらみんなが問題提起して
政治や行政、企業を動かしていくことでしょう。
Posted by 平井吉信 at 2019年01月15日 21:41
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