2019年01月05日

南阿波サンライン 黄昏から星夜へ


国道55号線は薬王寺への初詣の参拝客があるため
一年を通してもっとも混雑する時期を迎える。
混雑するときは3〜4km手前の県道19号(那賀・赤松方面から)から動かなくなってしまう。
高規格道路(日和佐道路)ができてからも同様だろうと想像。
そこで旧の国道55号線を走り、海賊舟から下って左折する。
JR牟岐線の反対側を通り、JR日和佐駅の裏を通過すると県南方面へ抜けられる。
今回はこのルートで予想どおり渋滞はなく南阿波サンラインへと。

JR日和佐駅は初詣の乗客が乗降する。
線路を挟んで向かい合う道の駅日和佐へは陸橋を渡る。
左の特急むろとは3月以降、大幅な減便となる。
https://news.mynavi.jp/article/jrdiagram2019-21/
DSCF8084-1.jpg

正月早々家人がケガをしてそのために外出ができなかったので
自宅を出たのが15時過ぎと遅い出発。
そのため、第3展望台へ着くと黄昏が始まった。
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空に近いところは早々と紺碧へと色を落とし
水平線に近い海の残照がしばらくあるがそれも消えていく。
DSFT1214-1.jpg

セピア色で撮影(X-T2+XF35mmF1.4 R)
DSFT1232-1.jpg

室戸岬へと続く四国東南部の海岸線が暮れていく。
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やがて薄明から星空へ(まだ18時半にもならない)。
もう満天の星世界に変わった。
見上げる東の空には冬の銀河、
オリオン舞い立ち、すばるはさざめく。
DSFT1252-1.jpg

追記

オリオンの右下に3つ、画面真上に1つ、
それぞれ人工の光跡(航空機、人工衛星)が映っている。

オリオンから斜めに上がってヒアデス星団、プレアデス星団、
ペルセウス座の二重星団へとたどることができる。
右隅に人工光跡。
DSFT1243-1.jpg

ところで1月3日未明に西日本で観測された火球は
剣山周辺に落下したとアマチュア天文家からの観測結果。
直径は500円玉大ではないかという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-03146163-tokushimav-l36
それが夜空に壮大な光跡を描くのだから
大気の厚みとその摩擦力の大きさを物語る。
山中に500円玉を落としてもまず見つからないが
小さな落下物(隕石)の場合は痕跡を残すかもしれない。
剣山神話との関係で謎めく人もいるかもしれない。
(X-T2+XF14mmF2.8 R、絞り開放、ISO6400、露出10秒)
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