2018年10月15日

妖しくて気の毒な日峰山 最後は故郷の空へと続いていく


いつも気の毒と思ってしまうのだけど
家の近所で小さい頃から遊んだ日峰山(ひのみね)は
(国土地理院地形図では芝山と標記されている)
夕方近くになって腹ごなしに散策してしまう。
妖しい写真、妖艶な写真を連発して
日峰山の印象を悪くしているのではないかと。

本ブログではアクセス数が極めて多い大神子(おおみこ)関連の記事も日峰山と関係が深い。
(大神子小神子という地名も県外の人から見ると妖しい)
http://soratoumi2.sblo.jp/article/88676981.html
http://soratoumi2.sblo.jp/article/114463056.html

日の峰の東端が海に落ち込む断崖を
うちの父は「通り魔」と呼んでいた(犯罪が起きる場所という意味ではないが意味不明)。

確かにこの山は朝夕を訪わず散策する人が多いのだが
防空壕があったりひっそりとたたずむ隠された池があったり
変なオブジェがあったりそれ以外にも敏感な人には感じるところがあったりするようだ。

そんな印象で見ていくとどんどん心象が悪くなる。
しかもこの山のふもとには金長神社がある。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/182757285.html
http://soratoumi2.sblo.jp/article/180910689.html

さらに妖しくなっていく。
2014年秋にもあやしいとブログに書いているではないか。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/104415420.html

しかしこの山の東端の小神子(こみこ)の山上には一部上場企業の別荘がある。
日峰山は標高191メートルの偉容を小松島市街地に投影して
きょうも輝いている、と明るく締めくくる。

ふもとには金長神社のほか、野球場(通称「グラウンド」)がある。
DSCF6648-1.jpg

民さんのような野菊が咲いている
DSCF6649-1.jpg

赤い実
DSCF6656-1.jpg

道ばたの道祖神ならぬ陶器、これがまた妖しい
DSCF6662-1.jpg

猪が出ても妖怪が出ても誰も驚かないあやしい池 昼なお暗い
DSCF6659.jpg

夕暮れに妖しく輝く宝石
DSCF6665-1.jpg

DSCF3884-1.jpg

山頂の前に展望広場がありここから市街地を臨む
DSCF6672-1.jpg

東のピークをめざして山道へと入る
DSCF6678-1.jpg

この山域で岩場を登るもっとも野性味あるルート
DSCF6680-1.jpg

DSCF6682-1.jpg

岩場を登り切ると西北の展望が開け、徳島市内が遠望できる
DSCF6685-1.jpg

登り切ると東へ向かって降りていく
DSCF6686-1.jpg

どちらを向いてもハギ
澄行く水に秋萩たれ 玉なす露はススキに満つ♪
日本の秋がしみじみと染み入る
そうなんだ、思い出した。
子どもの頃、秋になるとこの山の沢を登って秋に浸っていたっけ。
DSCF6688-1.jpg

小神子の沖を船が行く
沖合の一本松(岩)まで小舟を漕いで
ボウゼを釣りに行ったのはいつの日か?
DSCF6694-1.jpg

中村(四万十市)のみなさま、どこを向いても女郎蜘蛛だらけ
https://www.shimanto-kankou.com/kanko/culture/kumo.html
DSCF6698-1.jpg

ねぐらへ帰るカラス 親がいるときといないときで風景が変わって見える
それが故郷
DSCF6713-1.jpg

ヒッチコックの映画のように
DSCF6728-1.jpg

萩の向こうに港を歩く人が見えた
すぐそばで子どもの頃がする
人の里と隣り合わせの近そうで近くない。
DSCF6721-1.jpg

志を果たしていつの日には帰らん

(フジX-E2+XF18-55mmF2.8-4 R)
↑ 散策で持っていくカメラとレンズ1本
posted by 平井 吉信 at 22:22| Comment(0) | 徳島
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: