この人、二〇代の頃、インドに半年ほど出かけていたことがある。
徳島に戻って、まっさきにうちに寄ってくれたのだが
インドの半年分の匂いを貯め込んだようで、さすがに苦笑。
自宅に戻ると飼い犬に吠えられたそう(犬もわからんかった)。
その後、藍染めの道に入り、そこで出会った女性と結婚して
藍染めの道を歩み続けている。
石井君がいるのは徳島市応神町の藍染工芸館。
前衛的なデザインではなく
モチーフはどこにでもある素材なのだけど
彼の誠実でやさしい人柄がにじみでる。
(いまの時代だからこういう人が光るよね)
応援したいと思っている友人のひとり。
その石井君からメールが届いた。
記されたURLをクリックしてみると
あらあら、著名な女性のブログに掲載されているではないか。
https://lineblog.me/shinoharatomoe/archives/67146721.html
この際、石井孝明君の藍染めを本人に無断で掲載してしまおう。
多くの人に知ってもらえばいいじゃないか。
(新作ができるたびに画像を送ってくれる。そしてこちらは間髪を入れずにコメントを返す。そのせめぎあいを彼も愉しんでいる)



以前に「空と海」をモチーフにつくってくれたタペストリの記事
http://soratoumi2.sblo.jp/article/181155438.html
初めて藍染めの世界に入ってどれぐらいの年月が経っただろう。
でも終わりがない挑戦、
これからもそうであるように、これからもきっと。
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