1時間程前に台風の目を通過したよう。
家の周囲を点検すると
倒れた植木やどこからか飛んできた大きなゴミ、
サッシの隙間からも雨水が容赦なく浸入していた。
ラジオでNHK徳島放送局(中波945khz)に合せてみると
まさに徳島に上陸というその時間帯に野球中継をやっていた。
? ? ? ? (無限大)
テレビとインターネットがあるではないかと思われるだろうが
テレビのない家庭はあるし、
インターネットやスマートフォンを利用していない世帯も少なくない。
例え持っていても停電や電池切れだと使えない。
ローカル局では人員が中継に駆り出されて
リソース不足で独自のプログラムを流せないのは理解できる。
それならNHK大阪、もしくはNHK松山が台風情報を流せないものだろうか。
もしくは東京でも構わない。
そこでローカル局が必要に応じて差し込めばいいのだ。
アナログ放送時代ならラジオのFMワイド(90〜108MHZ)でNHK総合の音声が受信できた。
テレビの音声など意味がないと思うだろうが
音声だけであってもラジオより理解しやすいことが不思議である。
(目の不自由な方のためにラジオで使える程度の音声情報を盛りこむようにしているのだろう)
災害が多発する時代に入っている。
インターネットや電源に依存しないラジオを活用することは
災害時の危機管理からも重要。
ならば災害時の地元でのプログラムの見直しが必要だろう。
緊急かつ重要な課題として問題提起を行っている。
(8K対応などより優先度が高い)
追記
災害時に使いやすいラジオについて
・音が良いこと(災害時は身体が疲れているので聴き疲れせずかつ聴き取りやすいことが不可欠)
・電池で使えてかつ長持ちすること(100時間以上)
・持ち運びできること(ただし小さすぎないこと)、スピーカーから再生できること
・誰でも使えるアナログチューニングであること(放送バンド切り替え、音量と兼用の電源スイッチ、同調ツマミの3ボタンが基本。これならだれもが感覚的に使える)
この条件を満たして3千円程度で販売されていて全国どこでも入手できるのはこの商品のみ。
https://panasonic.jp/radio/p-db/RF-U155.html
パナソニック RF-U155
前機種のRF-150Aがあればそちらが電池持続時間がさらに長い。
ソニーなら、ICF-506だが
前機種のICF-801が日本製で音質、操作性とも優れた名機として
語り継がれているのとは違っている。
ICF-801の良さを取り上げたのはこの記事が先駆けである。
メイドインジャパンの至福のラジオ〜ICF-801〜
参考「災害時に役立つラジオ(2020年版)」
http://soratoumi.sblo.jp/article/187322503.html
タグ:台風
【気象・災害の最新記事】
- 三日月に向かって龍の遠吠え
- 避難指示が出ている地域があります(徳島県..
- 勝浦川と那賀川の増水
- 雲を見ている 夏の雲は歌舞伎役者
- 春先の北極圏で気温38度、気温54度の夏..
- 大雨のあとの海部川 なぜ見に行くのかとい..
- 災害時に役に立つラジオの備えはありますか..
- 災害対策の第一歩は情報の入手と初動の対応..
- 台風情報チェックリスト(本文のみ)
- 台風21号が接近しています こちらの情報..
- 台風情報チェックリスト ご利用ください
- 台風一過の吉野川 地球の黄昏を映す
- 西半球を覆う夕方の雲は夕焼け小焼けではな..
- 飛行機から高気圧に覆われた日本列島を眺め..
- 台風接近 ラジオ(ICF-801)を点け..
- 仲秋の名月2017
- 台風一過の高徳線 この後に待ち受けている..
- いちご色の月を見たことがありますか?
- 雲の動きを追って
- カノープスが南中した年の明け(ブログもT..