2018年06月17日

モネの庭 今年はじめての青いスイレン 一輪だけのひそかな開花 


前週に続いて室戸岬へ足を伸ばしている。
距離にして優に100kmを超えるけれど
遠出している感覚はない。
(高校の頃は自転車で来ていたのだから)。
あの頃と比べると海沿いの国道55号線は八坂八浜のあたりで道がまっすぐになり
海部川沿いの国道193号線は曲がりくねった細い道や一部未舗装の区間があったのが嘘のよう。
学校の帰りに服のままで泳いでいた女学生も見かけない。

風景は人の心に思い出に働きかけて時間を遡らせる。
あの頃聴いていた音楽がそれを後押しする。
(このブログでも取り上げている「パイナップル」や「ライド・オン・タイム」もそうなのだ)

今回は岬へ回らず室戸市街を抜けて短縮路で。
岬から北川村のモネの庭までまだ約20kmはある。
室戸を折り返して土佐湾をなぞる国道55号線は
岬の東側と異なる砂浜の多い海岸線。
ほどなくモネの庭に到着。
天気予報では晴れとのことだが、雲が多い。

説明は少なめにカメラが捉えたままを並べてみよう。
(フジX-E2+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)

夫婦岩で休憩していて黄色い花に気付いた
海が近い丘で背を低くしながらも太陽に向かっている
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曇りがちな空を映した睡蓮の池
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空中回廊からギャラリーショップへ入る
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(ここからフジX-T2+XF35mmF1.4 R)

自宅でガーデニングをする人の気持ちがわかる
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曇り空を映す池の鈍色の水もいい
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紫陽花のその花弁と色彩と
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しばらくはモネの模写、園内の木々、植栽を見ながら
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花と花が通じ合っているというか
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これは植栽ではなく自生 なかなか見ることが少ないカキランでは?
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花の庭には噴水と花の饗宴
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何度か園内を回ってエアポケットのようなこの場所にたどりつく
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ショップで並べられている傘がいい(1,944円〜)
雨降りが楽しくなりそうで。買えばよかった。
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(ここからはニコンD7200+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)
青いスイレンは1輪だけ咲いていたが曇り空で午後からなのでしぼみかけている。
(ほとんどの人はその存在に気付いていないが)
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水の庭はモネの庭の花形
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鶏が放されていた
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網に掛かった小さな花弁を獲物と勘違いして尻から糸でまきつけるジョロウグモ
モネの庭にはチョウやトンボが多い。農薬の使用を極力控えているからである。
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綿のような花?を付けた樹木
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今度は青いスイレン、青い蜂の夏に来よう。

モネの庭 マルモッタン
―Jardin de Monet Marmottan au Village de Kitagawa
クロードモネ財団からその名称の使用を許可されている。
工業団地になるはずだった村の土地が、
フランスとの交流も実現しつつモネが夢見た庭をつくりあげた。
モネの庭ははるかジャポンの四国の東南部で
人々に幸福をもたらそうと花を咲かせ続けている。

posted by 平井 吉信 at 17:35| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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