2018年05月30日

国営讃岐まんのう公園という選択肢 


徳島からは室戸岬を回ったところの北川村にある
モネの庭 マルモッタンにはよく出かけている。
http://soratoumi2.sblo.jp/tag/articles/%83%82%83l%82%CC%92%EB

以前、台風の直後に行ったが花はしおれていなかった。
なんらかの対策を施してやり過ごしたのだろうと想像されて
スタッフの人の苦労が偲ばれた。
(日々の感動は目に見えない地道な積み重ねにあるね)

5月の上旬はネモフィラの季節。
ネモフィラといえば、国営ひたち海浜公園。
http://hitachikaihin.jp/hana/nemophila.html

四国に目を転じると国営公園は1箇所ある。
香川県の西部、満濃池を南端に臨む広大な里山が公園となっている。
西讃では、観音寺の銭形や荘内半島の紫雲出山
Instagram時代の観光地、父母ヶ浜などがあるけれど
ここも行ってみたらいいと思う。

かりん亭に来たら(カレンズもそうだが)
5分とかからないまんのう公園に行くのは当然でしょう。
国営讃岐まんのう公園
http://sanukimannoupark.jp/

しかもひたち海浜公園の規模ではないにせよ
ネモフィラが咲いている時期ではないかと。
(もう終わりかけているとも聴いていたけれど)

一度見ておけば来年はもっとも良い時期にネモフィラを見に行けばいい。
そう思って出かけてみた。

地図で見ると広大な敷地を持っている。
敷地内に野生の動植物がそのまますっぽりといるということ。
入場料と駐車料は庶民のための手頃な価格設定となっている。
ゲートには女性がいてお金を支払うようになっている。

後続がいないので園内の様子をうかがった。
「きょうが初めてのご来訪ですか?」と話しかけていただく。
「そうです。ネモフィラを見に来ましたが、まだ咲いていますか?」
(笑顔を浮かべながらも首をかしげて)
「まだ咲いていると思いますが、見頃は過ぎているかもしれません」
(さらに見どころなどを聴いて園内に入った)
2箇所の駐車場のうち、もっとも広い中央駐車場に停める。
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国営讃岐まんのう公園Webサイトから引用)

エントランス広場では竜の植栽が迎えてくれる。
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石畳のプロムナードから歩みを進めて竜頭の里へと向かう。
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やがて竜頭の里の象徴、昇竜の滝(人工滝)が現れる。
この滝が遠景に見える風景と丘の配置が
公園に静と動の抑揚を作り出している。
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竜頭の里はこんもりと盛り上がった芝生の丘が随所にあり
登った人が寝っ転がっている光景をよく見かける。
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ネモフィラは盛りを過ぎているが咲き残っていた。
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ネモフィラを過ぎて木道へと向かう。その先には飛竜池がある。
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飛竜池から地下道を通って南へ下ると満濃池が見渡せる空中木道がある。
満濃池の中間部は陸から接近できない。
この雄大な秘境感がまんのう公園の隠れた魅力ではないか。
夏はせみしぐれに包まれて湖畔を見下ろす納涼のひとときになるだろう。
(まるで南米の秘境の湖のようだ)
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空中木道を経て再び戻ってくると
子どもの遊ぶ空間となる。
水浴びしたりトランポリンをしたりフィールドアスレチックをしたり。
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昇竜の滝から流れる小川沿いの水辺を見て思うことがある。
例えば、まちなかの湧き水が流れる場所、西条市の紺屋町商店街などに
このような自然の小川を再現して
子どもが水で遊んだり蛍が飛び交う商店街になったら
来街者も出店者も増えるのではないか。
全国各地で画一的な商店街はあるけれど
生態系を取り込んだ商店街はひとつもない。
憲法にも生物多様性や生態系保全(遺伝子資源の保全と活用という意味もある)がうたわれていない。

小さな部分の集まりが公園をつくっているとしても
そのディティールは見える人にしか見えない。
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ネモフィラの野で夢中で写真を撮られていた女性も花に負けていない
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河畔林と水辺の生態系と蛇行する小径という組み合わせの妙
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小さなセンサーのフジX20でないと撮れない広角マクロの世界
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ハマナスもほぼ同じ季節
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ネモフィラには
ネモフィラ・インシグニスブルー(青)と
ネモフィラ・マクラータ(白に紫)の2種類がある。
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立体的な構造のため一日いても飽きない。しかもこの写真は公園全体の2割にも満たない。
(ただめぐるだけならともかく道草をしていると一日では廻れない)
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時間が過ぎていく。
それが意識されないとき
どこかに心を預けているのだろう。
もう夕方、閉館の時刻。


その少しの間に自然生態園へと急ぐ。
自然の地形を活かした里山を復元しているようだ。
生態系(生物多様性)に安らぐ人にはたまらない場所。
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でも門限の17時が近づいてきた。
スタッフの男性と散策路で出くわし
植生について話をうかがう。稀少な植物もあるようだ(名前は秘す)。
観察園の背後にはさらに「さぬきの森」があるが
ここは朝早く来て弁当を食べながら一日かけて巡りたい。
(スタッフの方も気持ちのいい人ばかり。自然を見つめながら人と会うこの仕事が好きなんだね)

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国営讃岐まんのう公園へはまた近いうちに。
(行ってみたい人、いますか?)
タグ:2018 西讃
posted by 平井 吉信 at 19:00| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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