2018年05月13日

彩山の吊り橋 この夏に完成 ためいきの山から花咲く山へ


連休中に月ヶ谷温泉前の河原から
対岸に向けて架橋する吊り橋が見えた。
彩山構想の一環として整備されるらしい。

ここは上勝町の月ヶ谷温泉に隣接する勝浦川南岸の川沿いの土地。
杉が植林されているが、地形から推察すると
以前は棚田だった耕作放棄地かもしれない。

徳島新聞の記事(Web)によると
月ケ谷温泉近くの福原平間地区の10・9ヘクタールと、対岸の福原川北地区の18・6ヘクタール。日本料理のつまもの「彩」の材料となる葉や枝を収穫したり、就業体験を行ったりする「彩エリア」、間伐して自然林を残す「森エリア」を設ける。

とある。

連休から数日後、
彩山の整備に向けて関係者のお話を現地でうかがう機会が偶然にやってきた。

現時点では工事中のため立ち入りは禁止されているが、
スタッフの水澤莉奈さんにご案内いただいて撮影を行っている。

この日は快晴。
正木ダムのバックウォーター(湛水域)の上流部で船を浮かべる人がいる。
バス釣りだろうか?
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吊り橋はすでに完成している。祖谷のかずら橋ほどではないが、適度な隙間を空けてあるそうだ。
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吊り橋の中程に(鳴門の渦の道のような)真下を眺望するのぞき窓がある
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彩山では、カエデの一種(種類が多すぎて見分けられないが、イロハモミジと呼んでいるそうだ)、
ホオノキ、南天のような樹種が見える
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このところ上勝にお金を落とす源泉となっている葉わさび、
杉の間伐林のちょうどよい日陰で成育中。
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初めて見た葉わさびの花
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山を歩いていて沢でわさびを見つけると
普通は根を持ち帰るだろう。
でも、そうするとその場所から個体がなくなってしまう。
ぼくは葉だけを持ち帰っていた。これは十数年前のこと。
それを一瞬熱湯にくぐらせて、水に入れると鮮やかな緑になる。
鰹節をかけておひたしで食べたもの。
今回の写真は店頭で購入したもの(上勝産)
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水澤さんから説明をいただいているのは
葉わさびの株のなかにマイクロ葉わさびが紛れているということ。
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帰りの斜面でユキノシタを見かけた。
これも天麩羅にして食べたもの。塩をまぶすとポテトチップスのような味わい。
でもここ十数年食べていない。無理に採らなくてもいいような気がして。
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今頃は町内の斜面やスギ林の林床にはシャガが咲き誇っている。
この彩山も自分に合った場所を選んで自生する山野草が出てくることだろう。
人も植物も、自ら居場所と出番を探すこと。いろどりらしい。
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この橋とともに、彩山が一般公開されるのはこの夏とのこと。
まだまだ最初の一歩だけど、杉の山が花を咲かせる宝の山に変わる日を見てみたい。

水澤莉奈さんの活動報告
http://www.irodori.co.jp/asp/news.asp?nw_bunrui1=%8B%AD%97%CD%91%E0%81I%8A%88%93%AE%8BL&view=3&design_mode=0

水澤さんは地域おこし協力隊として上勝町に来られました。
地元農家とのやりとり、海外からの視察者、流通の専門家からの助言など
充実した日々を過ごされたことが活動報告からも伝わってきます。
水澤さんは園芸療法を勉強されていると伺いました。
そして、この4月から株式会社いろどりの社員となられました。
ますますのご活躍をお祈りします。
タグ:上勝町 彩山
posted by 平井 吉信 at 18:25| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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