(前頁から)
山麓ではすでに花は散っていたので期待していなかった。
ところが高度を上げるにつれて咲いているレンゲツツジが目に付くようになった



山野草の新芽にカタクリ。食べてしまいたくなるようだ
(もちろん食べたり採ったりはしない)


砥石権現の東南に点在するアケボノツツジが見えてきた
花は満開を過ぎたばかりだが、まださほど傷んでいない
レンゲツツジとの光の混ぜ具合はレンズを向ける前に描いている
(背景にどんな光を散りばめるかという望遠レンズならではの世界があるね)













見る人に幸福感を届けてくれる桃色の花がもっとも好きといった人がいる。
花を見るとき、漠然と見ているのではなく
大勢のなかからただひとつの花を見ている。
ただひとつを見ながら大勢が視野に入る。
花を見るとは、花を選ぶこと、
花を選ぶとは、ただひとつに意識を置きながら
まわりに思いをめぐらすこと。
花も人も同じ。
アケボノツツジの5月は明けて連休も明けようとしている。
【山、川、海、山野草の最新記事】
- 初冬の勝浦川 秋の名残の雲と
- 春には桜 秋にはコスモス(道の駅 ひなの..
- 秋の空に夏が秋の空に夏が混じった雲さまざ..
- 秋が深まる面河渓谷と鉄砲石川(仁淀川水系..
- 秋が深まる安居渓谷(仁淀川水系の土居川支..
- 名も知らぬ遠き島から室戸阿南海岸へ流れ着..
- 森のしずく 霧に包まれて たくさんの S..
- 雲を眺めて小松島港 朱と空色と 釣り人と..
- いつも行っているとくしま植物園 尾根筋は..
- 我が輩はイナゴ。バッタではない。容姿には..
- 午後の遅い時間は山の黄金のとき 中津峰山..
- 季節はずれでもえい 雨乞の滝から未来を
- 夕方の巻雲(すじ雲)は 何もない一日を映..
- 最終回のらんまんから〜スエコザサ〜
- 今週のらんまんから〜ムラサキカタバミ〜
- 避暑地の選択 南四国なら 川
- 渚と読書
- 深い杉木立に包まれた第20番札所 鶴林寺..
- 大河が蕩蕩と押し流す鎮め(吉野川 川島町..
- 今週のらんまんから〜ツチトリモチ〜