2017年12月31日

年越しのどん兵衛


別に新聞の全紙広告を見たからと行って
どん兵衛鴨だしを買いに走ったわけではない。
たまたま家にあったから。
DSFT6820-1.jpg

動画のCMはうまいよね。
http://www.donbei.jp/cm/
(えっ、吉岡里帆が可愛いって。そんなことはわかっていますから)

ここにあるのは、どん兵衛をどんな場面で食べて欲しいかということ。
一人の切ない感情をツボを押しながらも包み込み、
(社会の底流を流れる感情をうまく捉えているね)
季節のイベント(非日常)を滑り込ませて
クリスマスだから…、正月だから…いいかと。

日常のひとこまを幸福の場面として見せて
そこに感情移入できるキャラクターを配している。
旬のタレントということもあるけれど
そばにいて欲しいふしぎなVR彼女=どんぎつね(キャラ)=どん兵衛の化身のイメージで
自分で気付いていない「あったらいいな」を掘り起こしている。
(ヴァーチャルではないリアルなぬくもりの象徴としてのどん兵衛)
場面(感情)からものへの転換の方程式に乗せられて
買いに行く人いるだろうね。
ものが売れていくってこういうことだよね、いまは。
(このCMなら騙されててもいい=買いに行ってもいいと思える)

大塚のボンカレーも同じ手法だけど。
https://www.youtube.com/watch?v=qTQCM0OFvO0
(マスメディア広告がソーシャルの感情を取り入れたという震災後のマーケティングの共通項かも)

ぼくは餅を入れて食べた。
DSFT7064-1.jpg

鴨だしの甘みとネギの香ばしさを噛みしめつつ、
まぶたが湯気で曇り、身体はぬくもった。
DSFT7067-1.jpg
(あっ、いまどん兵衛を買いに行こうと車のカギを持った人、いませんか?)
posted by 平井 吉信 at 23:53| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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