この人は仕事をしているの?と思う人もいるだろうけど
仕事の時間は日本のワースト企業「電通」にも負けていない。
(となると労働基準監督署が査察に来るか?)
でも、大きな違いが。
それは仕事を楽しんでやっていること。
一見、困難な問題が現れると内心しめしめとゲーム感覚で
脳の神経細胞ネットワークが動き出す。
考え抜かなければ、新しいつながり(ニューロン)は生まれない。
感動や感性に蓋はしないで、むしろ最大限に広げるけれど
それと同時に精神の安定や達観とともにプロジェクトのマネジメントも行う。
(これが仕事を楽しくやるコツ。あちこち行って写真撮っているのは仕事ではないけれど)
さてと、合併せずに単独での自治を選んだ牟岐町には
生態系の豊かな場所がある。
(といっても一般的には関心を呼ばないので)
風光明媚な場所をいくつか。
小島の浜はすぐ沖に小島がある。
(だからそういうのかな?)
干潮時には渡れそう。小豆島にあるエンジェルロードのよう。


浜にはモラスコ牟岐という貝の博物館がある(近くには少年自然の家がある)。


数年前までは海中の豊かな生態系のツーリズム、
つまりスクーバダイビングのサービスを地元漁協が関わって行われていた。
牟岐の海は世界的なダイビングスポットと比べると透明度はやや落ちるけれど
生物種の多様性や悪天候時の稼働率(ダイビングの可否)は高いそうだ。
10月初旬の小島の浜はリゾートのようにも見えてくる

トロピカルな雰囲気。
三好和義がミノルタ最後のMDマウンドの一眼レフX700で
楽園を撮っていたことを思い出す。
生活感のないセイシェルやモルディブの写真は
日常の生活に刺激と潤いを与えてくれた。
篠山紀信がシルクロードやアイドルを撮ったのもこのカメラ。
ぼくの手元ではいまも現役、完動。MD50/1.4を付けて。


(ミノルタX700に35oF1.8、フィルムはベルビア、偏光フィルターではさらに明るい緑、さらに深い青が現れるといった構図。このカメラを持って南太平洋の島々を渡り歩きながら1か月を過ごした。360度深紅に暮れていくランギロア島の夕焼けは忘れられない → あまりの衝撃に写真を撮ることができなかった。フィルムへの郷愁を感じる人が増えているのは効率一辺倒でない生き方への憧れがあるから。あえていまの時代に使おうとは思わないけれど、その感情のうねりはよく理解できる。カセットテープをウォークマンプロ=うちでは現役で走らせてみたら感じられるものがあるよね。ブラウン管テレビはそろそろ寿命なのだけれど、ソニーの15インチと19インチはそれぞれ現役)
南阿波サンラインの外ノ牟井浜や明丸海岸からも遠くない。
ここは知られざる場所。
全長20キロの海岸線と渚に
休日でも1桁か2桁の最初程度の訪問者がいるだけなのだから。
牟岐の渚の良さは何もしないでいるとわかる(わかったような気になる)。
→ 南阿波サンラインの記事一覧
月の浜辺でウクレレを鳴らしてみると
加山雄三になれるかも。
(ここは砂美の浜)


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