東京での出張のこと。
全国からの参加者との会議をコーディネート、
その後の懇談も終わって宿泊先へ戻ってテレビを点けた。
眠りに向かう前のニュースで母校の名前が聞こえてはっと振り返ると
徳島道での重大事故(詳細は触れない)。

お悔やみとかご冥福を、などとと書けない。
一生に一度だけ時間を戻せるならそれがなかったときへと。
(因果律は変えられない)

空高く過ぎていく夏に予告なしに訪れた明日の来ない夕暮れ。
一瞬先のことさえわからず生きている。

この感覚はてのひらの幸福を確かめるようで
身の回りの人たちを通じて抱きしめるようで
震災以後、日本人に刻まれたもの。

黙祷―。
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