2017年06月10日

ある日の東京 from 2017 flashback to 1991


バブルの時代、
空気を膨らませるように肩幅の広い衣装を着て闊歩していた主人公たち。

DSCF5482_HDR.jpg

「もっと上をめざす「クリスマスイブには!」
時代が押し上げてくれた(上げ底の)上昇感。
でも気流に乗り遅れそうな焦燥感。
理想を現実の間を感じながら取り繕う洒落た言葉、
(それができると先頭を走っている気がした)
地面から足が届かなくなるほど仮面を被った自分。
ふと、ためいきをつく(虚無感)。
素顔に戻れる相手、素顔を受け容れてくれる相手に
いつかめぐりあうかもしれない…。
求めつつも流されていく。
寂しい―。
あの日 あのとき あの場所で 君に会えなかったら…。

そこに小田和正が入ってきた。
(あの月曜9時のトレンディドラマを実は見ていない)

地球の歴史では、生命を絶滅させる大異変が数回起こっている。
奇跡的に生き延びた生命がその後に爆発的な進化を遂げた。
(マイナス50度で地球が凍り付く全球凍結、
地表が1,000度の灼熱地獄に包まれた隕石衝突…想像できる?)
手厳しいけれど地球の愛情なんだね。
バブルもそう。
浮かれることもよかった。それが崩壊することもよかった。
次の進化のための過程と捉えられるから。
バブル崩壊後の「失われた20年」ではなく、
「変革と創造の20年」と考えてみたら?
(乗り遅れたのは大企業だったけど)
いまの経済政策はこの流れに逆行している。
10年後、20年後の暮らしを見つめて
どの方向へ舵を切るかが必要。
目先の株価や成長率だけを追っていると
世界でもっとも宝物に恵まれた日本の良さを失ってしまうよ。
めざすべきは経済のリーダーではなく、世界に道を示す生き方のリーダー。
でもそれがかえって経済成長にもつながるはず。


あれから四半世紀、失ったものもあれば得たものもある。
時代を否定することも肯定することもなく
淡々と自分の生きる道を歩いていただけ。
バブルに乗ることはできなかったけれど
(乗りたかったけど、お金を持ち合わせていなかったから)
バブルに浮かれた時代、いい時代だったね。

.。'.*.'☆、。・*:'★    .。.・'☆、。・*:'★
  .。'*・☆、。・*:'★     .。・*:'☆
 ☆、。 ・*'★ .。 ・':....*.:'☆        .。・:'*・':'・★


時代はときどき過去から未来へと手紙を届けるように
不定期なワープを仕掛けてくるね。
DSCF7916_HDR.jpg

DSCF7901_HDR-1.jpg

DSCF7939_HDR-1.jpg

携帯電話は限られた人だけ。
― いま、どこにいるんだろう。何をしているんだろう―。
つながるまでの時間が感情に水をたっぷりかける。

スマートフォンを持たないぼくは
まだあの頃の時間を体内に持っている。
(もしかしたら手放したくないのではないかと)

DSCF7876-1.jpg

DSCF7882_HDR.jpg

DSCF7927a_HDR_1.jpg

DSCF7892_HDR.jpg

DSCF4883_HDR_1-1.jpg

いまの東京に泡が弾ける狂騒はないけれど
あのときの舞台のようなまちなみを感じつつ
東京を歩き、空を飛んだ。
仕事の余韻を楽しみつつ立ち去る2017年初夏の東京。

DSCF7864-1.jpg

DSCF7984-1.jpg


posted by 平井 吉信 at 11:31| Comment(0) | 生きる
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: