もう桜は終わるだろう。
そう思いつつも、桜を求めての旅は続く―。
などと書くのは現実と違うので。
たまたま通りがかりで記録しているだけ。
正木ダムのダム湖を美愁湖と地元では呼ぶ。

水のほとりの桜がいい。
桜の色が水面に映えるから。






勝浦川上流で2つに支流が出会う。
左が旭川、右が本流(上流は殿川内渓谷)。
川が落ち合う場所を落合という。

小学校の頃、尺のアメゴを釣り上げたのは
合流点から殿川内寄りの淵と瀬が組み合わさった流れだった。
桜の河畔林を従えて勝浦川は下っていく。

ここはダム直下の福川地区。南岸にひろがる里山のゆたかさ。

次の年の春が来れば、同じ光景が繰り広げられる。
1年という年輪を刻んで。

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