さらに進むと、桜づつみ公園がある。
といっても寒風が吹くなか、桜は枝ばかり。
わずかに咲いている木が数本。



こんなところに龍馬がいると思ったら
龍馬が築かせた堤防だったとは。
龍馬は居眠りをしているのに、彼が受け持つ区間はどこよりも早く完成した。
人材を見極めて現場を任せ競わせてその結果に報酬で報いたという。
幕末の世に人の心の機微を見つつ本質とは何かを問いかけたからこそ
時代を駆け抜けることができたのだろう。
彼がいま日本の首相だったら、どんな改革をするだろう。
少し想像してみる。
・消費税→ 撤廃(経済活性化とは内需を刺激することで補助金をばらまくことではないから)
・TPP → 参加せず(国内農業の生産力を上げることが国防の要と気付いているから。気象変動期のリスク管理でもある)
・教育→ カリキュラムの改造(創造性や自主性を尊重)
・教師→ 一般人を随時登用(職業教師ではなく)
・政党政治 → 撤廃(国民が参画する政治が独裁政治よりよほどいい)
・地域主権→ 連邦国家としての自治権を地域に付与(消費者庁の移転などではなく、四国の法律は四国でつくるのだ)
・同盟関係 → 全世界と等距離の中立国として各国の調停を行い信頼される
東芝の半導体売却には待ったをかけただろうし、
原子力の技術者を不遇にすることもできないだろう。
(これは原発賛成反対とは別の議論である)。
尖閣諸島の国有化も避けただろう。
(龍馬はあるべき理想の姿を描くけれど、こうあるべきにはとらわれない。その自由度があるから局面を拓くことができる)
いまの日本の外交で最大の成果を上げているのは首相や外相ではなく
天皇皇后両陛下である(一度の訪問で相手国に好印象を残すことがどれだけ大切か)。
龍馬だったら、世界にとってかけがえのない国となることで日本の国益を確保し、
中央集権を脱却して
個々の地域の創意工夫を活かせる地域政府のしくみをつくっただろう。
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