音楽が好きでいつも聴いている。
仕事をしていなければ音楽を聴いていたいけれど
いつも、ではないし、ながら、ではない。
(むしろ集中するときは音楽を聴かない)
だから音楽と向かい合って聴く。
聴くことが多いのはクルマを運転中のときと寝る前のひととき。
深夜であっても隣近所にまったく迷惑にならない音量だから。
(耳が良いことはいいことばかりではないのだけれど)
昨年末、松岡直也の3枚組CDが発売された。
Beautiful Journey -Romantic Piano Best Collection-
一見してベストのようだけど、romantic Piano Best と副題が付けられている。
テーマを持った選曲は一貫している。
そう、これはピアノが際立つ旋律が主役。
けれどそこには奏者(楽器)のせめぎ合いの妙があって
「ピアノ協奏曲」ではない。
ラテンとフュージョンを合せた独創的な音楽なのに
一聴して松岡直也なのに
けれど旋律はこれまでのどの楽曲とも似ていないのに
どこかで聴いたかのようななじみがあるのはなぜ?
聴いていて心が弾むのは、
作曲している人が、弾いている人が、
ただ音楽が好き、という理由だけでやっていることが伝わるから。
海岸沿いの国道55号線を時速60kmで流すとき
ミディアムテンポが軽やかに風景を後方に流していく。
けれど、ゆっくりとこの時間を身体に感じていたいから。
ひとりの男が好きなことだけを一生かけて取り組んで
その成果を娘が拾い集めたのがこのアルバム。
(初めて松岡直也を買うのならこれだけでいい)
遺した人も遺された人も幸福感に包まれているようで。
クリプトンKX-1で鳴らすと、小音量であっても
豊かな響きと抑制された音楽の弾みが心地よくて
朝でも昼でも夜中でも松岡直也を聴いていたい。
2016年が暮れるときも2017年が明けるときも
松岡直也のこのアルバムがあったから。
http://amzn.to/2iag3cj
えっ、年賀状?
今年も1枚も出せていません。
いただいた人、今度お会いしたときにでも。
(風景は南阿波サンライン)
タグ:南阿波サンライン
【音楽の最新記事】
- THEE MARLOES(ジ・マーローズ..
- インドネシアから20世紀のメロウソウルの..
- 「さらば涙と言おう」(森田健作さん)がい..
- 竹内まりや「LOVE SONGS」。80..
- 夏雲が…それぞれの象牙海岸―四国東南部の..
- FM FESTIVAL 2025 桑田佳..
- 秋になるとたまらなく聴きたくなる 「しあ..
- いつまでも「太陽・神様・少年」。そして「..
- 80年代の風はまだ熱かった kona w..
- 屋久島の自然音で 集中の前のひとときに ..
- 5月になると思い浮かぶ楽曲 なつかしく何..
- 天性のギタリスト 朴葵姫さん、ヴィラ=ロ..
- SACDで聴くEACH TIME(大瀧詠..
- 小暮はな「ホタルの庭で」 しずしずと、..
- 昼も夜もPolaroid Loveres..
- サッちゃんとシャボン玉
- 倍賞千恵子 叙情歌全集 日本語の美しさを..
- アリスの音楽を素材を活かして(SACDハ..
- 真夜中に波紋を拡げるように。オフコース「..
- A LONG VACATION 20th..