2016年12月04日

冬の色 土佐佐賀の公園に立ち止まる(青柳裕介さんを回想)


中村からの帰り、国道56号線の海岸線を瞳に焼き付けつつ
最後の海岸線が土佐佐賀の公園。
空間にぐんと突きだした木のテラスに立って
太陽と潮風を全身に浴びる。
まるで細胞にでも取り込むように。
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そんななかに色彩を突然散りばめて存在する
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冬の日はモノクロームのようだが
南国幡多の国は色彩を帯びている。
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海風を遮るベンチの木漏れ日の朝
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幡多を離れてやがて自動車道に。
馬立SAで青柳裕介さんの「土佐の一本釣り」の壁画を見る。
純平と八千代が笑っている。
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(フジX-E2+XF14mmF2.8 R、XF35mmF1.4 R)

濃密な人間関係と風土のなかで生きていく人間を描いた作品。
物部川の支流を舞台にした「川歌」は全巻揃えている。
http://amzn.to/2fUBl0C

青柳さんの妻、香織さんへのドキュメンタリー動画が残されている。
「土佐の一本釣り」が生まれた背景、「川歌」への思い。
青柳さんの自然への思い、捉え方。
やなせたかし、牧野富太郎、森下雨村…。高知の男は魅力的だ。
https://www.youtube.com/watch?v=Zp2EIEIkZkQ
絶版となっている土佐の一本釣り、再版されないものだろうか?

酒を飲んだのはいつでしたか。
旅立たれたのは2001年だったとは。
香織さんへ遺した言葉は明るくも切ない。
時は待たない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9F%B3%E8%A3%95%E4%BB%8B

過去のブログから
http://soratoumi2.sblo.jp/article/57698390.html

posted by 平井 吉信 at 12:35| Comment(0) | 生きる
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