2016年10月29日

笑顔と木の香り 渓谷のテラスにて とりの巣カフェ


自分で煎れても専門店に負けないコーヒーが点てられるのだけれど
それでも行きたくなる場所がカフェ(昔なら喫茶店)。
かつては万年筆とノートを持って
阿南の大菩薩峠に通ったもの。
(そこで小説を書いていた)

池のあるカフェもあれば
大正時代の雰囲気を醸すカフェもある。
海が見える丘のカフェもあれば
山懐で若い起業家が信念を持って営むカフェもある。
道の駅の一角で地元の人の出入りが絶えないカフェもあれば
Iターンの人が入江のそばで営むカフェもある。
(いずれもこのブログでご紹介している)
そして今回は…。

風光明媚な吉野川小歩危峡から支流を遡ること10分あまり。
木の建物が周囲に溶け込むようにそのカフェは見えてきた。

銅山川を見下ろす場所にあって
テラスからは川を渡る風が旅人の頬を撫でる。
カフェの楽しみは、
日常のなかの非日常を感性豊かに過ごせること。
特に時間の経過を味わえるといい。

3分で食べられる昼食、コンビニのおにぎり。
ときにカロリーメイトのようなもの。
運転しながらICレコーダーにアイデアを吹き込み
インカムで受ける電話でスケジュールの調整を行い…。

というのが誰かの日常とすると
日本の温泉宿やグランドキャニオンや常夏の島への旅は非日常。
ただし、非日常への場面転換には
移動という日常(ストレス)が付きまとう。
3泊4日の海外旅行が楽しめないのもそれ。
(まとまった時間が取れなくて海外へは20代を最後に行けなくなっている。オープンチケットとミノルタを持って1か月の旅に出たのが最後)


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そのカフェは渓谷を見下ろす景観にあった。
地元ですくっと立っていた樹木が醸し出すさまざまな木のかたち、なりわい。
そこに集う笑顔、さりげない気配りが部屋と一体となって
旅人を心地よく迎えてくれる。

許可をいただいたので写真でご紹介。
見る人がみればわかる、ふんだんに使われている材。
ご実家の山林から伐り出されたと伺った。
木々が山林で過ごした年月と
新たな役割を与えられて折り返す年月。
木にとってもうれしかろう。
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木でできたスピーカーも販売されている。
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ギャラリーではコンサートやアート展が開かれる。
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青い鳥は身近なところにいるのに気付かない。DSCF0296-4-1.jpg

料理が運ばれてきた。
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テーブルの生花は語り掛けてくる
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ふと見上げた天井に森を見る思いがする
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どっしりとした無垢の輝き
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店の顔となっている遠赤外線オイルヒーター
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いつもならカウンターは常連さんが座っているのかも。
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店内には樹木のオブジェが随所に。
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幸福の色がかたちになれば、こんな花になるのかも。
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カフェの名前の由来はこの1枚のタペストリーに。
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店主の大久保冨美さんの笑顔にくつろぐ。
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テラスでいただく食後のコーヒー。
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とりの巣カフェは、
地域の人々が集う場所、地域の外からも訪れたくなる場所、
旧交を温める場所になればとの願いでつくられた。
ここで生まれた人も、初めて訪れる人も
テラスから見下ろす渓谷に
季節によって、感情によって思い思いの色を付けていくデッサン。
どんな景色が見えるか、どんな景色をあなたは彩りますか?
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(写真は10月8日に撮影した小歩危峡のプロジェクションマッピング=未公開写真)
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吉野川小歩危を訪ねたら少し足を伸ばして寄ってみよう。

とりの巣カフェ
http://torinosucafe.com/
https://m.facebook.com/torinosucafe/

posted by 平井 吉信 at 16:18| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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