2016年10月21日

りんりんりんどうはこむらさき 遠き山に日は落ちて 中津峰


午後遅い時間の登山が好きだ。
きょうも太陽が沈みかけてから家を出た。

なぜって?
したいことがたくさんあるから。
静かな山歩きがしたいから。

秋の風に吹かれて路傍はざわざわ
心はしんしん
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中津峰は頂上に近い駐車場からが白眉。
長く単調なコースもあるけれど
体力づくりには良くても感動からは遠い。
五七五ではないけれど
魅力を凝縮して短い時間に秋が肌を突き抜けていく感覚。
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とぼとぼと歩き出す。
このとき黄昏の風を感じて
郷愁のような静かなざわめきを覚える。
くすぐったい感覚。

道ばたに見つけた一輪
これはリンドウ。
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ノコンギクにとまるアブの人工的な造形はどうしたものだろう。
仮面ライダーの敵キャラのようだ。
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こないだの秋祭りのような白い花がある。
アキマツリバナと名付けてみよう。
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誰もすれ違わない、人の気配がない。
ときおり大きなガサガサ音がするのはシカだろう。
リンドウはますますにぎやかになってくる。

標高が上がるにつれ
リンドウが増えてくる。
碧い宝石と形容したい空を閉じ込めた色。
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白と桃色が混じったリンドウもあった
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写真は明るめに写っているけれど
カメラ的に解説するなら
フジX-E2+XF35mmF1.4 R f8、1/8秒、ISO800の手持ち
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同じくf5.6、1/6秒、ISO800。
手持ちで撮れるのは電子シャッターだから。
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青、蒼、碧と彩度、明度、色調を変えて表現したいアオの変化
りんりんりんどうは濃むらさき 恋むらさき
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大川原高原に日が沈んでいく。
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尖った山頂は高丸山か。
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わずかに光を宿す路傍の草を見ている。
登山口に戻る頃には一番星が輝く。

野の花には感情があるように思えて仕方ない。
夕暮れのゆるゆらぎゆめすべらかしぬくやかな時間。



タグ:中津峰
posted by 平井 吉信 at 22:56| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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