2016年09月06日

上勝で生きていく 思いは深いけれど自然体 澄んだ眼で未来をみつめる


先日の記事(2016.9.3)の追記情報です。

カフェ・ポールスターのオーナーである東輝実さんの寄稿が「上勝子育て帖」として
9月6日付の徳島新聞朝刊で掲載されています。
常にほんもの、すばらしいものを子どもたちに見せようとした
(例えば、有名な美術展があれば学校を休ませてでも子どもたちを連れていった)
いまは亡きご両親の思い出が綴られています。

あれは、2003年7月29日のこと。
生態系保全の先進国であるドイツから副総領事をお招きして
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大学の教授、ビオトープの専門家などとともに
当時中学2年生の輝実さんはコーディネータのぼくの隣に座って
パネル討論の壇上で堂々と意見を述べていました。
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このとき打ち上げにも参加されていた上勝町の笠松町長と、
輝実さんの母、ひとみさんたちが熱く語られていました。
役場と民間の有志が率先してのごみゼロへの取り組みは。
やがてゼロ・ウェイストをめざす動きへと発展しました。
事業を行うのも、組織を動かすのも、地域に浸透させるのも
思いの深さと冷静かつ大胆な行動です。
いま、輝実さんがご両親の足跡をたどりつつも
さらに高いところをめざされているような気がします。
カフェのご成功だけではない、
その思いの深さにご両親の分までも良き人生をと祈らずにはいられません。
(それが気負わず自然体でできる人ですから)

未来への航海(2003年12月23日) 徳島発 未来の地球へのメッセージを話し合うシンポジウム
(右から2人目)
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「四国一小さなまちの地球規模での挑戦」と題して上勝町の取り組みを著名人が多数参加するシンポジウムで説明(2004年1月23日)
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posted by 平井 吉信 at 22:08| Comment(0) | 生きる
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