2016年06月22日

雨ですね


クルマの前ガラスに滴る流れを観ている。
樹木の輪郭をぼやかしながら
とどまるところがない。
絶えず変化していくさまを、ただ見つめる。
そこには楽も苦もなく
ただ流れる時間があるだけ。
DSCF5674.jpg

DSCF5677.jpg

誰かが流れた跡をたどる雫もいれば
自分でそこにとどまろうとする雫もいる。
でも、次の瞬間、誰かの雫とともに流れ落ちていく。
とどまるところを知らない宇宙の現象。
そこに感情を交えることなく刹那に呼吸する。

あるがままを受け止める時間は
瞑想をせずともやってきた。


タグ:
posted by 平井 吉信 at 18:02| Comment(0) | 生きる
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: