2016年06月17日

イチロー4257! 毎日変わることなく まちの食堂も


毎日変わることなく日課を過ごし
いつでも動けるように準備をしておく。
わずかな変化を見逃すことなく、たゆまず修正する。

やり過ぎてもやらなくてもその微妙なバランスが崩れるのは、
体内には数百本の骨とそれをつなぐ筋肉があり
それらを制御する伝達系等の流れと
それらの力学を支える体幹があり、
さらに精神が肉体を司るからだ。
(ぼくがナンバ歩きを会得しようとしているのは、ぶれない体幹、ぶれない精神、ひいてはぶれない生き方の秘訣が隠されていると思うから)

理性と感性がなければ
スポーツ選手も大言を吐くウドの大木と化してしまう。
だから現役を辞めてからの人生が一変する。
体育会系のノリの延長で
機能だけを磨いたスポーツ選手は短命に終わるのだ。
(スポーツも仕事も記録や報酬ではなく生き方でしょう)

その積み重ねの上に花開いた数字の重み。
数字はそれ自体よりも
背後にある目に見えないものが大切とイチローは語る。
動体視力+バットコントロール+脚力がイチローのコアコンピタンスであるが
それらを組み合わせて効果を最大限に発揮させ、
しかもそれをできるだけ長く維持させている。
(安打、打率、盗塁、守備での輝かしい成績はその結果に過ぎない)
才能と努力だけではない、生き方の根源がそこにある。
だから、ぼくは共感する。

(スポーツ選手が「自分たちの全力プレーで被災者に勇気を与えられたら…」というコメントを軽く口にする。イチローの生き方には勇気をもらえるが、本人は人に勇気を与えようとはは思ってもいないはず)。

イチローには50歳で4257を越えて欲しい。
記録のためではなく、彼が積みあげてきたもののために。

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場面は変わる。

社会が騒々しくても
日々変わることなく自らの人生を積み重ねている。

まちの小さな食堂もそうだ。
地元の老舗の洋食堂に久しぶりに行った。

磨かれた厨房に立ち、
見た目の洗練や見映えを追求するでもなく
ていねいな下ごしらえと、ていねいな調理。
日々変わることなく、積み重ねていらっしゃる気がする。

本日の日替わり定食(950円)
DSCF5704-1.jpg

コロッケ定食(1000円)
DSCF5712-1.jpg

いずれもみそ汁、ご飯が付いている。
ぼくはいつもとんかつ定食を頼むのだが、きょうは日替わりにした。
ボリュームたっぷりだが、胃袋に吸い込まれていく。
たっぷりのキャベツ、サラダがうれしい。
身体が元気になるランチとして
高齢の母もここに来るのを楽しみにしている。


お多福食堂
定休日:火曜日、土曜日



posted by 平井 吉信 at 13:57| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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