2016年05月03日

たっすいがは、いかん 


高知の人には怒られるが、
日常的に(しかも無意識に)変な土佐弁と幡多弁を使うちょる。
「行ってぃきてぃもんてぃきてぃ」(宿毛)や
「ざまにえいけん」(中村)。
でも、高知の方言といっても
土佐弁と幡多弁は180度アクセントが違うし語尾も違う。
しまいにわからんようになってきゆうきに(きちょるけん)。

どこかのポスターにあった文言「たっすいがは、いかん」とある。
たっすいビールとは、気概がない味のことをいうのだと思う。
(コクがなく苦みに乏しいがキレを売りにしているあのビールのことです)

「阿波弁」では、「たっすい」の意味は少し違うけれど、
それでも肯定的な表現ではなく、愚痴をこぼすときなどに使うから
なんとなくわかる。
「がいな」「ほなけん」のように、4県でほぼ同じ意味で使われる方言や
少し意味が違っても方向性が同じの言葉で「なんとなく通じる」言葉もある。

さらには、龍馬への思慕の念から
頭が龍で胴体が馬という伝説の「麒麟」を飲むのだという珍説も。

背景はこの本に綴られている
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)


ぼくはビールが好きではないので、
どちらの銘柄も飲まないけれど、
強いて買うのはノンアルコールの「龍馬1868」。
(高知にあやかったのではなく、料理に合わせやすい、価格が安い、副原料を使っていない本格派、それなのに100円を切る価格ということ。アルコール抜きということは食後に仕事ができるという理由もあるし、そもそもアルコールに強いのでも酔わないからアルコールなしでも同じという理由も。風味もスーパードライや一番搾りよりいいと思うよ)

日本ビール ノンアルコールビール 龍馬1865 6缶パック 350ml×24本

漢和及第(いつもの誤変換)

さて、幡多と土佐へのJRでの一コマをと。

阿波池田駅に滑り込んできた南風3号(アンパンマン列車仕様。いつもだけど)
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須崎駅に入る手前にある山肌にへばりついたメカニックな工場
(炭酸カルシウムを製造する白石工業)
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窪川から西の海沿いはくろてつ(土佐くろしお鉄道)中村・宿毛線
今回は、中村版と黒潮町版に遭遇
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中村からは高架のため車窓風景の良さと相まって快適な乗り心地
地元の方々の日常の足となっている
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翌朝は高知市内は、はりまや橋
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アーケードに吊られたフラフ 心に語り掛ける意思疎通となっている
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帯屋町を抜けて、平成27年夏に開業した帯屋町チェントロを見ながらさらに西へ
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晴天の高知城 城壁を見ながら上へ上へと
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ひろめ市場で、安兵衛の餃子を食べれば、高知人
(ビールは飲まなかったけど)
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タグ:高知 幡多 宿毛
posted by 平井 吉信 at 15:35| Comment(0) | まちめぐり
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