高知の人には怒られるが、
日常的に(しかも無意識に)変な土佐弁と幡多弁を使うちょる。
「行ってぃきてぃもんてぃきてぃ」(宿毛)や
「ざまにえいけん」(中村)。
でも、高知の方言といっても
土佐弁と幡多弁は180度アクセントが違うし語尾も違う。
しまいにわからんようになってきゆうきに(きちょるけん)。
どこかのポスターにあった文言「たっすいがは、いかん」とある。
たっすいビールとは、気概がない味のことをいうのだと思う。
(コクがなく苦みに乏しいがキレを売りにしているあのビールのことです)
「阿波弁」では、「たっすい」の意味は少し違うけれど、
それでも肯定的な表現ではなく、愚痴をこぼすときなどに使うから
なんとなくわかる。
「がいな」「ほなけん」のように、4県でほぼ同じ意味で使われる方言や
少し意味が違っても方向性が同じの言葉で「なんとなく通じる」言葉もある。
さらには、龍馬への思慕の念から
頭が龍で胴体が馬という伝説の「麒麟」を飲むのだという珍説も。
背景はこの本に綴られている
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)
ぼくはビールが好きではないので、
どちらの銘柄も飲まないけれど、
強いて買うのはノンアルコールの「龍馬1868」。
(高知にあやかったのではなく、料理に合わせやすい、価格が安い、副原料を使っていない本格派、それなのに100円を切る価格ということ。アルコール抜きということは食後に仕事ができるという理由もあるし、そもそもアルコールに強いのでも酔わないからアルコールなしでも同じという理由も。風味もスーパードライや一番搾りよりいいと思うよ)
日本ビール ノンアルコールビール 龍馬1865 6缶パック 350ml×24本
漢和及第(いつもの誤変換)
さて、幡多と土佐へのJRでの一コマをと。
阿波池田駅に滑り込んできた南風3号(アンパンマン列車仕様。いつもだけど)

須崎駅に入る手前にある山肌にへばりついたメカニックな工場
(炭酸カルシウムを製造する白石工業)

窪川から西の海沿いはくろてつ(土佐くろしお鉄道)中村・宿毛線
今回は、中村版と黒潮町版に遭遇


中村からは高架のため車窓風景の良さと相まって快適な乗り心地
地元の方々の日常の足となっている

翌朝は高知市内は、はりまや橋

アーケードに吊られたフラフ 心に語り掛ける意思疎通となっている

帯屋町を抜けて、平成27年夏に開業した帯屋町チェントロを見ながらさらに西へ

晴天の高知城 城壁を見ながら上へ上へと




ひろめ市場で、安兵衛の餃子を食べれば、高知人
(ビールは飲まなかったけど)



【まちめぐりの最新記事】
- 羽ノ浦町の取星寺(すいしょうじ) 仏の慈..
- 暮れゆく港のある風景
- 午後のおだやかな陽光を透かしてみる秋桜(..
- 秋桜で描くハート(阿南市見能林町)>>>..
- お寺の境内はあの日のまま 祇園さんのでき..
- 晩秋の不意打ち花火
- 鳴門市妙見山公園の裸婦像
- 海から風が吹いてきて木立の日陰と芝生の日..
- 西の空が暮れていくから
- 土佐の高知のはりまや橋で
- 光のまち阿南 牛岐城趾のあかり
- 小松島港
- 仕事を終えて塩江温泉を通過中
- ANAから見た西日本 東京の飲食店と菓子..
- 眉山山頂でまちながめ
- 小松島市役所からたぬき公園へ
- 歩いて暮らせるまち 人と店とともにたたず..
- 神隠しの湯屋 道後温泉本館 改修まであと..
- 南予紀行 その3 大洲市
- 南予紀行 その2 卯之町から宇和島へ