2016年02月19日

東京は行列がごちそう 光がつながれば都市 情報がつながればDNA 宿主という生命は何を想う


グルメではありません。
グルメブログにもしたくありません。
それでも、食べることの幸福感は生きる原動力となっています。
みなさまに食欲が湧くようなのもたまに良いかと。

東京出張(二日間の長い会議)に臨むに当たって
いつもは会場の近所で済ませている。
飛行機の到着が早くて時間がたっぷり取れるため
空港から京急と三田線を乗り継いで神保町へ。
(もうこの時点で食べる意識よりも老舗の万年筆店を訪ねてみようかなどと)


駅を降りてすぐに行列が見えた。
(時刻はまだ11時半というのに)
東京では昼食に行列は珍しいことではない。
気に留めるまでもなく通り過ぎようとしたら
カレー店のよう。
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店内の様子から回転は早いと見て
知らない店だけど、長丁場の会議だからと自分に言い訳して
普段はあまり食べないカツカレーに挑戦してみようかと。
(メニューの左上に置いてあるので人気メニューではないかと推察)

意外に待つことなく店内へ。
(入店前にメニューを聞いてくれることもあって店内ではすぐに出てきた)

黒いルーは玉ねぎをじっくり炒めたものを基調としながら
野菜の甘さを香辛料で引き締めた感じ。
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キャベツが皿に乗っているのも
狭い店内で回転率を上げるのと
カレーのコクをひとくちで更新する工夫かと。

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サラリーマンばかりの客層で地元のソウルフードのような位置づけかとも。
たまにこれが無償に食べたくなることがありそう。
(この店が有名店とは、店を出たあとで判明。スマートフォンを持っていないので情報はパソコンから)

それから岩本町に出て秋葉原まで歩き、日比谷線で南下しようと。
赤いマフラー手ぬぐいにして横丁の風呂屋に通う
昭和の男女を見つめていたのはこの川
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会議は虎ノ門周辺なので定宿はいつも愛宕山近辺にしている。
いままで気付かなかったけれど、
ホテルの左前にひとだかり(飲食店の行列)。
東京名物の東京タワーと行列ということで
さっそく並んでみようと近寄った。
例によって何屋かわからないけれど
数千円を請求される雰囲気ではないし
女性もちらりほらりと並んでいるので
闇鍋感覚の不見転で並ぼうとしたのが…。
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行列があまりに長く、店は洞窟の奥にあるようで
諦めることに(会議が始まるまで40分ぐらいしかない)。

あとで調べるとそば店が地図上にあるようだが
再開発が進んでいることもあって確信は持てない。

そこで虎ノ門ヒルズの中の香港料理店へ。
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前回はワンタン麺とマンゴープリンだったが、
今回はサンラータン麺。
酢の酸味がうれしく最後まで残さずいただく。
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ヒルズは昼の憩いの場となっているよう。
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咽が渇いたので茶を買うことに。
手頃な価格だが、セブンイレブンの緑茶(コカコーラのOEM)は
あっさりと咽に流し込みたいときに手に取る商品。

会議が始まった。
昨日は気付かなかったけれど
席が替わったので東京タワーが見えることに気付いた。
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延べ12時間にも及び会議を終えて。
夕刻迫る羽田空港。この飛行機で徳島に戻る。
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Webのような都市のネットワークを上空から眺める。
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飽きることなく窓の外から下界を見下ろす。
いつまでも飽きることなどなく眺める。
小さな人間が空を飛ぶことに感動がなくなったら
カレーやラーメンやそばを食べることは
もっとつまらないことだろう。
人が生きることはどんなに地味で地道であっても
いのちのリレーを受けつぎながら、ときを刻むDNAの継承者。
― 漆黒の宇宙に明滅する光なのではないかと。



(フジX20で撮影)
posted by 平井 吉信 at 18:42| Comment(0) | 生きる
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