2016年02月13日

そんな日もある室戸遊び 空と海 森と寺と?(写真を見てのお楽しみ)


空海が虚空蔵求聞持法の修行を行った場所。
ジオパーク、海洋深層水として地球のエネルギーが充ちる場所。
星野リゾートやイルカなどの観光資源に恵まれながら
観光地として俗化されていない場所。
数日滞在しても飽きない場所。
四国に住んでいる人間にとって
室戸は充ち満ちるエネルギーを浴びに行く場所。
室戸岬は別格と思っている。

高知県に入ると湖のようにおだやかな白浜海岸。
そして、サーフィンのメッカ、生見海岸。
この日は凪ぎだけれど、おだやかな冬日に波間に浮かぶ。
(あとでわかったことだけれど、このなかに知人がいるらしい)
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岬をめざして55号線をひたすら南下。
音楽は小野リサで。
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日沖ー丸山海岸のジオパークは港と一体となっている。
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室戸ケープをエスケープして室津港へ。
停泊する漁船が春の兆しの陽光を浴びている。
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絵になる港の景色を愛する男に振られたのは
「カモメが飛んだ日」だったか。
港の最奥で遊ぶ子どもが印象的。
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その周辺で数店舗が名物キンメ丼を提供している。
丼はどこも共通の1,600円(8%税込)。
(金目鯛の照り焼きと海の魚のさしみ、キンメの吸い物、漬物のセットで、最後はキンメの出汁で茶漬けにして食べる)
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室津港の正面奥に小高い小山があって
そこに第25番札所の津照寺(しんしょうじ)がある。
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おとぎの国から出てきた色彩が南国の太陽に映える。
港を見下ろしながら急な石畳を上がっていく。
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ご本尊は地蔵菩薩のようだ。
おんかかかびさんまえいそわか。
(家の法事では自分が読経しているので)。
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初めて訪れた寺だが、
港のすぐそばなのに標高があり、
集落の人々を見守る本尊のようにも見えた。
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続いて室戸岬灯台と第24番の最御崎寺へ。
海岸性照葉樹の森をくぐり抜けて視界が開けた。
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これは!
土佐湾の海原に散乱する光の帯の見事さ。
(X-E2の電子シャッターが捉えたきめ細かい光の微粒子の散乱)
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恋人の聖地と銘打っているだけに
若いのも熟年のもカップルが次々とやってきて写真を撮っていく。
おいら岬の灯台守は妻とふたりで…

休日というのに最御崎寺は静かだ。
寺というよりも神社のように清らかで
凛とした光の柱が境内に立ちこめる。
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ご本尊は虚空蔵菩薩。
(ぼくの守護仏も)
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そのサンスクリット語(真言)を百万遍唱える修行を百日で行うのが
若き日の空海の岬での修行。
宵の明星が飛び込んできて成就したという。
学問の人でありながら実践の人、空海にあやかって
空と海、soratoumi.comのドメインを取得したのは10数年前だったか。

ご住職が時間をかけて無心に灰をならしていらっしゃる。
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このすがすがしさは、人がつくりだしている。
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敷地の一角に空海のクワズイモの伝説がある。
そのたたずまいが浄土のようにも思えるのだ。
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無意識界への入口が日常の刹那で口を開けている
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ヤッコソウは枯れかけていたが、
モラエスが愛でた黄花亜麻。和田乃屋(徳島市)の本店の庭で見かけて以来だ。
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岬のエネルギーは人も自然も浄化する。
そのことを空海は識っていたのだろう。

帰りがけ、ふと見上げた森の上空に
(照葉樹の森の樹幹や葉の照りを追いかけていたから)
虹をまとったオーラが浮かんでいた(彩雲か)。
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しかし雲は見えない。色だけが見えている。
数秒で消えてしまった。
猫のない笑いのよう。

カメラで連写したのに写っているのは2コマだけ。
それも2コマ目では消えかけている。
付近に水蒸気やスプリンクラーなどの人工的な噴霧はない。
快晴の昼間で雲が見当たらない。
そのような条件で彩雲は発生するのだろうか。
吉兆なのか、地震の前兆なのか、
科学で説明しうるのか、できないのか。
※ 撮影日時は、2016年2月11日 15時44分39秒(±1秒程度)、最御崎寺からほぼ天頂方向
  ニコンD7000+AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRで撮影

室戸へ来てジオパークと海岸を見ないのは
東京へ行って東京タワーを見ないようなもの。

潮だまりへ降りていくと
ひなたぼっこがこぼれる。

岬を背にジオパーク。
斜めの光が潮だまりに落としたもの。
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打ち上げられた珊瑚には生物の痕跡
持って帰ることはできなくても
光に焼き付ける。
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室戸岬には年中花が絶えることはない。
けれど、いまの時期はシオギクが終わり
ルリハコベには早い。
1年でもっとも花が少ない時期だが、
春の花に彩られる岬はもうそこまで来ている。
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朝ゆっくり起きて室戸へ出かけて
ゆったりと過ごして夕飯の時間までに帰る。
そんな日もある室戸遊び。


posted by 平井 吉信 at 12:10| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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