2015年12月25日

クリスマスの日、神山で神社で過ごす 邪馬台国はどのようにあったか? 


クリスマスの日、昼のひととき、
神山へ出かけた。
消費者庁の一部機能を移設するかどうかで話題になっている。
そのことの是非を問うまでもなく
省庁の組織のあり方というよりは
政治のパフォーマンスという気がする。

本質は地域に予算と権限を持つこと、
その予算を有効に活かせるかどうか。
仮に、地方自治体に委譲されたとしても、
自治体側にその能力や経験がないため、
自説や再現性のない成功体験を売り込みたい
営業のうまい著名人や組織に担がれるだけ。
(地域活性化は建築家、デザイナー、コンサルタント、ワークショップの専門家などが跋扈する世界。自分たちで考えることを放棄してしまっていいの? 当事者が動かないと成果は得られないよ)
そこを見抜く眼力を持てるかどうか。
いや、もっといえば、
ことの本質を洞察して
地域が問題発見と解決能力を持つことだろう。
行政だけでなく、
所属や立場を越えて地域の頭脳で組み立てていくようになれば意味がある。

さて、いつもながらていねいな和食を提供していただける
気持ちの良いカフェ(茶房 松葉庵)。
素材からの自然の出汁を活かしているので
つい足が向いてしまう。
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おもてなしと料理の技が溶け合って心がほのぼのとしたので
周囲を歩いてみよう。

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郵便局の裏手から鳥居が始まり、
両脇に森を従えた山道を登ると
そこは上一宮大粟神社。
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森の山気が迫り清々しい気配が鎮まるようだ。
徳島市の天石門別八倉比売神社神社と同じく独特の空気感を持っている。
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そういえば、親父の蔵書に、邪馬台国が阿波にあったという趣旨の本があった。
どこの川でも日本一の鮎と称しているように
邪馬台国は地方の数だけあってもいい。
京都から江戸へ都が移ったように
邪馬台国が時代とともに移動したかもしれない。
(九州説も畿内説も説得力がある。香川や愛媛、高知にもあったのでは?)
ぼく個人は邪馬台国がどこにあったかよりも
どのように存在したかのほうが興味がある。
歴史はネアンデルタール人のように
ミトコンドリアDNAで鑑定できないので真実はわからない。
しかしそれを考えることは幸せなこと。
なぜなら、そこに自分の存在があるから。

さて、神社をめざして山道を登る両脇の豊かな植生に目を奪われる。
いまは初冬で万両以外は見られないが、
神社の森の植生はその地域の生態系の縮図となっていることが多い。
春先にでも来てみようかな。

隣接して神宮寺がある。
品格のある庭園で端正な佇まいを持っている。
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さて、地蔵尊が冬衣装をまとっている。
良い表情をされている。
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神山町から東へトンネルを抜けると佐那河内村(県内で唯一の村でありながら徳島市内から半時間)。
吉兆で修行をされた料理屋、日本一に選ばれた豆腐店、蒔ストーブの専門店などがある。
こんな風景があることを初めて知った。
蛇行して山裾を洗う川と潜水橋、そして紅葉をふちどる岩肌、天然色の山水画の世界だが、村のパンフレットにはこの場所はまったく触れられていない。
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近所にさえ行ったことがない場所があるのだから
世界は広い。
(徳島は何もない、という人は、どこに行っても不平不満ばかり言うと思うよ)
いつもの言葉だけど
楽園はそれを見ようとする心のなかにある。


(参考)
フジX-E2+XF35mmF1.4 R1本のみで撮影。
明るい標準レンズは自分の目でもあり、
心の目(感性)での切り取りでもあり。

 → 富士フイルム ミラーレス一眼 X-E2 ズームレンズキット ブラック F X-E2B/1855KIT

 → FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R 単焦点 標準 F XF35MMF1.4 R
手頃な価格だけれどミラーレスのレンズに一時代を築いた名レンズだと思う。
(2015.12月末現在ではアマゾンで3000円引きキャンペーン中)
posted by 平井 吉信 at 00:47| Comment(0) | 徳島
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