2015年10月31日

坊ちゃんはいまも。松山大街道から道後へ


仕事の帰りの高速バスで2時間ほどある。
まずはまちを歩いてみる。

大街道では、至るところでけん玉やフラダンスなど。
名人芸に知らない人たちも歓声を上げる。
街区が広い大街道ならでは。
DSCF9333.jpg

DSCF9368.jpg

DSCF9345.jpg

DSCF9353.jpg

大街道は、松山銀座ともいわれ、戦後すぐに三越が開店した。
そしてこの8月に三越の向かいに新たな複合商業ビルが稼働。
DSCF9242-1.jpg

時代の流れのなかで食の原点を見つめる労研饅頭
DSCF9369.jpg

心を動かされたのはまちなかのこの場所。
みんなの広場と書いてある。
DSCF9360-1.jpg

DSCF9361-1.jpg

DSCF9362-1.jpg

以前は駐車場だったところを、
わざわざ土の公園にしたという松山市の取り組みに共感。
おそらく公園の造成には住民や子どもたちも関わったのではと推察。
まちなかで土に触れる場所がどこのまちもなくなっているのだ。
http://nigiwai-matsuyama.jp/

水の出る井戸もある。
手を洗えるし、
昔の暮らしを知る生きた道具を子どもに触らせることができる。
これも秀逸。

銀天街にある歴史的な縁を持つ休憩場所(圓光寺境内)。
DSCF9363-1.jpg

宿泊したのは8月に開業したホテル
DSCF9276.jpg

昼は2日続けて、まろのそば。
DSCF9226.jpg

DSCF6875.jpg

一日数便の坊ちゃん列車が
大街道を経由して松山市駅と道後温泉を結ぶ。
汽笛を鳴らし蒸気を吐く。
DSCF9322-1.jpg

DSCF9323-1.jpg

その昔、伊予鉄道開業から間も無い頃(明治21年)から67年間にわたり活躍した蒸気機関車がモデルとなりました。当時は黒煙をもくもくと出しながら、最大で18台で地域と地域を結び、松山市民の足として活躍しました。
(伊予鉄Webサイト http://www.iyotetsu.co.jp/botchan/about/ から)

ロープウェイ街の霧の森菓子工房へ足を運んでみると
人気のあの商品があったので1箱買い求めた。
DSCF9371-1.jpg
おいしさというよりは個性と
旧新宮村の茶葉を売るためという地域の理念が光る。
今回食べて、抹茶粉の風味を以前と比べてやや抑えることで
万人向きに調整したかな?と感じた。
DSXE5606-1.jpg

そうだ、道後へ行ってみよう。
電車で160円(風情を味わいたい人は坊ちゃん列車で)。

終点道後温泉駅を降りると…
「千と千尋」の雰囲気が漂う。
商店街を通り抜けて本館と椿の湯へ到達する。
DSCF5582-1-1.jpg

DSCF5585-1.jpg

DSCF5583.jpg

海外からの観光客も多く、和のテイストに足を止める。
DSCF5608-1.jpg

DSCF5605.jpg

元祖坊ちゃん団子を買い求めた(つぼや)。
DSCF9379-1.jpg
坊っちゃん団子は各社から出ているけれど、
この店のやわらかく素朴で滋味豊かな風味は
レール菓子商品とは一線を画すもの。
DSXE5600-1.jpg
山田屋まんじゅうとともに心に余韻を残す。

本館前の広場へ出た。
DSCF9378-1.jpg

DSCF9376-1.jpg

DSCF9377.jpg

DSCF5590-1.jpg

この色彩のゆえんは?
DSCF5601.jpg

2015年5月1日より「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」開催
http://www.dogo.or.jp/pc/news/1588.php

観光客は迷わず霊の湯をめざそう。
(時間の関係で行けなかったけれど)
DSCF5603.jpg

湯浴みする時間はなかったけれど
道後を楽しみ、大街道へと戻り、徳島へ向かうバスに乗り込んだ。

posted by 平井 吉信 at 13:30| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: