年に1度、数日だけ公開される。
場所は徳島市国府町で、土地勘がないと辿り着くことは難しい。
道路も狭いし駐車場からの出入りも気を使う。
それでも、見たい気持ちが強くなった。
仕事で鴨島方面へ向かう日と重なったため、
1時間ほど早めに出て途中で立ち寄ることとした。
徳川家康の長寿はその淡々とした哲学(処世術)とともに
自らが薬草に親しんだことがある。
薬草の効用はもとより、健康管理の重要性に気付いていた。
(戦国の世では経験がものをいうため、競合より長く生きると有利)
普段接している山野草でも
トリカブトやセンブリなど薬草とされるものは少なくない。
薬草を料理に取り入れているのは月ケ谷温泉で、
以前に紹介したところ。
http://soratoumi2.sblo.jp/article/73836190.html
http://soratoumi2.sblo.jp/article/59956611.html
健康でいることが目的ではなく
充実して人生を生ききることの意義、
その爽快感を味わいたくてぼくは生まれてきたように思う。
けれど、健康でなかったとしても
くよくよせず、受け容れればいい。
そこから広がる可能性、というより
健康な身体では気付かなかった世界が見えてくる。
西洋医学の拠点のような徳島大学薬学部が
薬草の研究を続けているという点も興味がある。
といってもアカデミックな話題ばかりでなく
花を見ると、つい意思疎通を図ろうとするのは性。
名称をメモしなかったし、
名前を知ることにさして興味はない(山野草でもそうだが)。
まずは、生命体として付き合ってみる。






リュウキュウアイ(間違っていたらご容赦を)

アイ(藍染めに使う)。雑草のようだが、こんな花だと知っていた?

媚薬として使われたイランイラン。
南の島では、花嫁さんを迎える初めての夜にベッドにまきちらかすという。
それは、花に託した愛のメッセージ。
人生に一度しかないその夜のためにイランイランを使う。
実際に落ちた花びらから匂いをかいでみた。するとその気になった(かも)。

生き物の気配を感じたら、キリギリスの仲間(ヤブキリか?)だった。

人のそばにいるが気付かれない


一眼レフから小さなデジカメ(X20)で5センチに接近

逃げずにこちらをうかがっている。
昆虫は瞬時に危険か否かを察知して
危険でないと判断すれば好奇心を働かせているのでは?
そう感じるしかないキリギリスの表情。おもしろい。

徳島市近郊の田園地帯の一角にある薬草植物園から
社会に役立つ発見が生まれたらいいな。

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