2015年09月12日

くろ鉄の車両はまちごとに 四国西南部のローカル線


大雨が懸念された9月のある日、
早朝にJRの運行状況を見ると土讃線でトラブルがあったよう。
しかし、中村、宿毛まで行かなければならない。

阿波池田での接続で
特急南風は遅れるだろうと思っていたが
ほぼ定刻で到着。
台湾からの観光客も写真を撮っている。
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小歩危〜大歩危〜大豊にかけての土讃線は
崖を削りつつ崖に橋脚を引っかけたような綱渡りの路線。
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今回も倒木があったとのことであったが
ここがそのようだ。徐行して過ぎる。
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高知駅で乗り換えてさらに西へ。
窪川からJRと分かれて土佐くろしお鉄道の中村線へと入る。
どんよりとした太平洋が二層にたたずむ。
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この先に、海の王迎駅がある。

中村から乗り換えて宿毛線で。
増水の四万十川の赤鉄橋を過ぎる。
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かつて中村の子どもたちが
学年ごとに泳ぎ渡る距離を伸ばして川で遊んでいたところ。

宿毛線の車窓を過ぎる田園、そして民家。
どこまで行っても人はいる。
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山からの沢がつくるあぜ道、画面の右手に先祖代々の墓。
山裾の民家のたたずまいになごむ。
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読んでいた本から目を上げて
車窓から見える風景でくらしの営みを思うとき
ローカル線の旅の思いがこみあげてくる。
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松田川を渡れば宿毛の市街地に入ってくる。
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宿毛は、吉田茂、早稲田の創立に関わった小野梓など近代の偉人を育んだまち。
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宿毛駅に並ぶ、くろ鉄の三原村バージョンと宿毛バージョン。
これから右の列車に乗る。
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土佐くろしお鉄道の車内は快適で車窓の景色がたっぷり楽しめる。
宿毛線は全線高架なのである。
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窪川で四万十川と出会う。
しばらく左岸を併走する。
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窪川駅で土佐清水バージョンを見つけた。
小京都中村や黒潮町バージョンもあるのだが、
今回はたまたま見つからなかった。
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高知で乗り換えて四国を縦断して北上。
山間部に入ると視野にちらりと車両と駅が見えた。
(ほとんどの人はその存在に気付かないだろう)
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列車が隠されているようにも見えた。
これは何かあると思って調べてみると
坪尻駅とともに四国で2つしかないスイッチバック駅の新改駅だった。
特急が通過後に引き込み線から本線に出てくるのだろう。
地図では周辺に人家は見られない。不思議な駅だ。


吉野川の屈曲点を過ぎる。
土讃線でわくわくする箇所のひとつ。
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JR四国と土佐くろしお鉄道を乗り継いでの出張で
車窓から人々の暮らしを思い、胸が熱くなる。

何ができるのだろう。
やらないと、と。
posted by 平井 吉信 at 23:18| Comment(0) | くらしとともにあるモノ
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