朝、庭に出て見つけた。
秋なのに若草色をまとって
和菓子のような飾り。

山野草に話しかけるように
イナゴに指を近づけると飛び乗った。

理屈でなく感じるものがあるよね。

宇宙一の理想望遠鏡で前を見たら、自分の後頭部が見えた―
という宇宙冗談があるけど。

身近な生き物は
時間と空間を流れる目に見えない大河によって
時空や言語や種を越えてやりとりしているはず。
感じる心があれば
家族も友人も地域も国もこの地球も
見えてくるものがあるのかも。
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