2015年07月25日

タキユリの王国 危うし大水と崖崩れ


花は旬があってそれは短いもの。
仕事はやまほどあって睡眠時間を確保するのがやっと。
それなのに、わずかな時間に出かけてしまう。
花のいのちは短い。

7月中旬から終盤のタキユリは、
高知から徳島にかけての山岳部で見られるカノコユリの変種で
崖から垂れ下がる。
動物のような愛嬌と媚態がなかなか。

でも、この天気だから。
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10数年前、目前10メートルで崖が崩れて通せんぼされたのもこの辺り。
本流、王餘魚谷は増水しているが、さほど濁っている感じはない。
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神社の奥にある滝への歩道は冠水しているが
靴のまま進む。
夏だから。

しぶきがあるので写真は一瞬だけで退散。
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王餘魚谷に日が射してきた。
写真を撮るにしても長居は無用。
五感を集中させて
水音や小石が落ちる音、路面や斜面の変化に注意を向ける。
一瞬、だいじょうぶと判断してシャッターを押した。
(ところが…。翌日崩れたのはもしかしてこの辺りでは?)
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タキユリだけでない夏の花が背伸びする。
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2015年夏のタキユリは雨に打たれていた。
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山深い場所で、色白の美女が雨に打たれて頬を染めていたら?
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雨が上がったので
金ちゃんヌードル(金ドル)で
キンドル(Kindle)を読む。
瀬音に包まれヒグラシに囲まれて
エドガー・アラン・ポーの黄金虫を繙いていく。
(Kindleだと無料で読めるので)
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雨のしずくをたたえたタキユリを見上げる人間の目には
青空の雫を従えた姿態が見えた。
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posted by 平井 吉信 at 17:40| Comment(0) | 山、川、海、山野草
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