2015年07月01日

心がそぞろ歩いた夕暮れの刹那 虹が出ている通知サービス体験版を申し込む?


南太平洋ポリネシアのランギロア環礁だったか、
西も東も北も南も天も地も360度紅に染まって暮れていったことがあった。
島をめぐるあてのない旅も半ばのとある日のほんの一瞬のできごと。
カメラも構えられず放心状態でたたずんでいた。
(あのような地球の「黎明」は二度と見たことがない)

雨の続く日の夕方、手元の電話が鳴った。
「虹が出ています、ご存知かなと思って―」。
(とある通信会社の虹の連絡サービス体験版には申し込んでいないけれど、通報していただける奇特な人がいた)

お礼を言って東の空を見上げると、
確かに。

なぜか手元にカメラがある。
さっそく何枚かシャッターを押した。
地平線から半円を描いている虹だった。
DSXE2061-1.jpg

そして西の空へ目を向けた途端、
おっ、これは!と思った。
DSXE2066-1.jpg

カメラを持って川にかかる橋にやってきた。
係留された漁船、暮れゆくまちなみを影絵に
淡々と天然色のコマ送り。
富士フイルムX-E2+18-55mmF2.8-4で「萌える」を切り取る。
DSXE2072-1.jpg

次に、XF14mmF2.8 で空をほおばる。
DSXE2077-1.jpg

再び、18-55mmF2.8-4で
漁船を背景に深紅の名残の余韻を味わう。
DSXE2087-1.jpg

DSXE2089-1.jpg

虹も夕暮れも良いけれど
それに心が動くことがもっと良いことで。

南太平洋の島めぐりをして思ったこと。
心の心象風景はどこも同じ。
ただ、それを見る人の気持ちを映しているだけ。


鳥の楽園が見えてきた(テティアロア島)
horizon.jpg

珊瑚礁の外洋は波が荒い。水深もいきなり数百メートルになる。そして雲が沸き立つ。
cloud.jpg

ラグーン(礁湖)の静けさ、まるで世界の窓から見る光の静寂。
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ランギロアのあの夕暮れは二度と再現されていない。ここはボラボラ島。
tasogare.jpg

ちっぽけな人間。だからふくれあがる可能性があるんだ。
quiet.jpg


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posted by 平井 吉信 at 20:36| Comment(2) | 気象
この記事へのコメント
すばらしい 画像みせて貰え よかったです
あの虹には驚きですが・・・
夕焼け空にも目を見張りました!
Posted by ちごゆり嘉子 at 2015年07月04日 15:57
ちごゆり嘉子さん、ご無沙汰しております。
ユキワリイチゲ以来、お変わりございませんか?

快晴の夕方が夕焼けになるとは限らず、
いつも偶然、予期せぬ不意打ちのように
そのときを迎えます。

地球が生まれた頃とは
大気の組成が違うので同じ色ではないでしょうが、
なぜか、太古の記憶が蘇るようです。
Posted by 空と海 at 2015年07月04日 21:01
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