2015年04月11日

牟岐55ラーメン 無心に味わう時間が生きる元気を与えてくれる


仕事の合間に立ち寄った牟岐のラーメン店で
注文したのは「牟岐ラーメン」。

幼い頃の話だが、
ぼくの近所に八百屋は半径100メートル以内に5件、
(スーパーがない時代は商店街が役割を果たした)
ラーメン店もいくつもあった。
それは、徳島ラーメンの源流、白いスープの小松島ラーメンの系統。

「お昼はラーメンにするで?」と母親。
やがて、玄関の戸ががらがらと開いて出前が届く。
はやる心を抑えてサランラップの輪ゴムをはずす。
胡椒をふりかけてご飯とともに無心にすする。

ところが、おとなになるにつれ
徳島ラーメンは食べなくなっていった。
(徳島ラーメンの呼び名は後付で、子どもの頃は中華そばと呼んでいた)

いまぼくが好んで足を運ぶラーメン店は3店のみ。
麺屋藤(相生町)と牟岐55ラーメン(牟岐町)。
つけ麺ならChannel R55(宍喰町)で
日本初の手延べつけ麺の完成度と個性は突き抜けている。
(いずれも徳島市内から1.5〜2時間南に位置する店)

このブログを見ていただいている人なら
お気に召すと思うけれど
好みは人それぞれであって優劣をつける必要はない。

赤い鉢に浮かぶスープの海に浸る太めの麺。
DSCF5697-1.jpg
スープまで完食してしまうのは
身体に吸い込まれる感覚があるから。
DSCF5698-1.jpg

食べることは人が限りなく繰り返す行為だけれど
無心に味わう時間が生きる元気を与えてくれるようで。

posted by 平井 吉信 at 00:08| Comment(0) | 食事 食材 食品 おいしさ
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